階層プロパティの編集

階層プロパティは階層レベルで定義され、階層のすべてノードで同じです。定義上、階層プロパティは常にローカル・プロパティです。

表4-1 階層プロパティ

階層プロパティ 定義

デフォルト表示プロパティ

階層内のノードを表示するためのデフォルト

デフォルトの貼付けプロパティ

設定すると、「プロパティの貼付け」ダイアログ・ボックスに「デフォルトのプロパティ・リストを使用」オプションが表示されます。このオプションを選択する場合、ここで指定したプロパティのみが貼り付けられます。設定しない場合、オプションは表示されません。

デフォルト照合基準

現在の階層のノードを同期する基準となるデフォルト・プロパティ。

共有ノードの使用可能化

階層内で共有ノードを使用可能にするかどうかを決定します。

階層ノード・タイプ

指定したノードが特定のノード・タイプであるかどうかを決定するために使用されるノード・レベルのプロパティを指し示します。階層に対するノード・タイプの使用を可能にします。

階層URL

外部リソースから階層に直接アクセスするためのURLハイパーリンク

階層の説明

階層の説明

階層グループ

階層が割り当てられている階層グループを表示します。

階層ID

階層の一意の内部識別子

階層名

階層名

階層所有者

階層所有者のユーザー名

階層のソート順

バージョンまたは階層グループ内の階層の表示順序を決定する整数値

ID長リーフ・プロパティ

IDの合計の長さ(接頭辞は除きますが、先行ゼロは含みます)を決定するためにID機能とともに使用されます。指定したリーフ・ノードの長さを指定するために使用されるノード・レベルのプロパティを指し示します。設定されない場合、次の順次IDの長さが先行ゼロなしで使用されます。

ID長リム・プロパティ

IDの合計の長さ(接頭辞は除きますが、先行ゼロは含みます)を決定するためにID機能とともに使用されます。指定したリム・ノードの長さを指定するために使用されるノード・レベルのプロパティを指し示します。設定されない場合、次の順次IDの長さが先行ゼロなしで使用されます。

事前入力リーフ・プロパティ

新規リーフ・ノードの作成時にノード名を事前入力するために使用されるノード・レベルのプロパティを指し示します。

事前入力リム・プロパティ

新規リム・ノードの作成時にノード名を事前入力するために使用されるノード・レベルのプロパティを指し示します。

標準の階層のソート

階層内のデフォルトのソート順を決定するためのノード・レベルのプロパティを指し示します。

最上位ノード

階層の最上位ノードの名前

最上位ノードID

最上位ノードのノードID

ユーザー表示プロパティ

現在のユーザーの階層ノードの表示方法を決定します。

ノート: 匿名プロファイル・ユーザーの場合、このプロパティは現在のセッションにのみ使用されます。

ユーザーの階層のソート

現在のユーザーの階層内のソート順を決定するためのノード・レベルのプロパティを指し示します。

ノート: 匿名プロファイル・ユーザーの場合、このプロパティは現在のセッションにのみ使用されます。

ユーザー照合基準

現在のユーザーに対して選択した階層のノードを同期する基準となるプロパティ

ノート: 匿名プロファイル・ユーザーの場合、このプロパティは現在のセッションにのみ使用されます。

ユーザーの貼付けプロパティ

設定すると、「プロパティの貼付け」ダイアログ・ボックスに「デフォルトのプロパティ・リストを使用」オプションが表示されます。このオプションを選択する場合、階層レベルのプロパティで指定したプロパティのみが貼り付けられます。設定しない場合、オプションは表示されません。

ヒント: このプロパティと「デフォルトの貼付けプロパティ」の両方が設定されている場合、デフォルトのプロパティよりユーザー・プロパティが優先されます。

ノート: 匿名プロファイル・ユーザーの場合、このプロパティは現在のセッションにのみ使用されます。

階層プロパティを編集するには:

  1. 「参照」からバージョンを選択します。
  2. オプション: 「グループ化基準」ドロップダウン・リストからオプションを選択して階層のサブセットを表示します。
  3. 階層を選択し、「プロパティ」ボタンをクリックします。
  4. 「カテゴリ」リストからプロパティ・カテゴリを選択します。
  5. 編集して変更を行うプロパティ行をクリックします。

    注:

    簡単なデータ型の場合、エディタ内でプロパティ値を編集します。複雑なデータ型の場合、省略記号ボタン。をクリックし、プロパティ値用の詳細エディタにアクセスします。

  6. 必要に応じて、ステップ3および4を繰り返し、階層プロパティを編集します。
  7. プロパティ・グリッドで「保存」をクリックします。