15 ジョブ管理

ジョブ管理により、長時間実行される操作(ジョブ)とそれにより生成される結果を、より強力に制御し、可視化することができます。操作をジョブとして実行すると、ユーザーは、プロセスの実行中に別のタスクを実行でき、そのユーザーが次にアクセスしたときには、その操作のステータスや任意の結果にアクセスできるようになります。Oracle Data Relationship Managementでは、次のタイプの操作がジョブとして処理されます:

  • アクション・スクリプト: ロード・ファイル、ロードのログ基準、プロセスのアクション

  • 下をすべて無効化

  • ブレンド

  • ブック

  • 比較: 構造、プロパティ、名前変更

  • ドメイン割当てメンバーシップ

  • エクスポート

  • インポート

  • プロパティ・プロファイル

  • ノードの配置

  • 問合せ: ローカル、グローバル

  • 検証: 選択されたバージョン、割り当てられたバージョン、グローバルに選択されたバージョン、グローバルに割り当てられたバージョン、選択された階層、割り当てられた階層、選択されたノード、割り当てられたノード、選択された特定ノード、割り当てられた特定ノード

  • バージョン: バックアップ、閉じる、コピー、時点での作成、削除、ロード、復元、保存

一部のジョブ・タイプはバックグラウンドでの実行が可能で、ユーザーがジョブを取り消すことや、ジョブが実行されたページから移動して別のタスクを実行することができます。次のジョブ・タイプはバックグラウンドで実行されます:

  • アクション・スクリプト

  • ブレンド

  • ブック

  • 比較(構造、プロパティ、名前変更)

  • エクスポート

  • インポート

  • 問合せ

ジョブの実行

ジョブを実行すると、そのジョブは現在実行中のジョブのキューに追加されます。実行中のジョブのタブから離れるか、実行中のジョブのタブを閉じるか、Data Relationship Managementをログオフした場合でも、ジョブの実行は続行します。ジョブが完了したときに実行中のジョブのタブが開いている場合、(結果を返すジョブに対する)結果がタブに表示されます。

ジョブの取消し

タブで実行中のジョブに対して、「取消し」ボタン(赤い四角)をクリックして、ジョブを取り消すことができます。ジョブ履歴ウィンドウからジョブを取り消すこともできます。一部のジョブは取り消すことができないことに注意してください。次のジョブ・タイプは、取り消すことができません:

  • アクション・スクリプトの実行

  • 保存済バージョンにブレンド(ブレンド・ターゲットが「新規バージョンにコピー」の場合は、ジョブを取り消すことができ、それ以外の場合は、ジョブを取り消すことができません。)

  • ドメイン割当てメンバーシップ

  • ノードの配置

  • バージョンの削除

  • バージョンの保存

ジョブ結果の削除

ジョブ結果は、ジョブ履歴から個別に削除できます。また、アプリケーション管理者は、JobResultsRetentionAgeシステム・プリファレンスを使用し、ジョブ結果がシステムにより自動的に削除されるまでに、どのくらい保持するかを定義できます。