Oracle Data Relationship Managementは、アプリケーション・サーバー上のメモリーにロードされたバージョンのデータを使用します。バージョンは次のようにロードされます:
バージョンの作成時
ユーザーの要求によってアプリケーション・リポジトリから明示的に
保存済バージョンのデータが要求されたときに暗黙的に
データのインポート・プロセスの開始時
バックアップ・ファイルからのバージョン復元プロセス中
ロードされたバージョンはサーバー・リソース(メモリー)を大量に使用する場合があります。ロードされた各バージョンによって、Data Relationship Managementで使用されるアプリケーション・サーバー上のメモリー量が増加します。バージョンが使用されなくなった場合、バージョンをアンロードして他のプロセスがそれらのリソースを使用できるようにすることをお薦めします。
保存済バージョンをリポジトリから明示的にロードするには:
「参照」から保存済バージョンを選択します。
「バージョン」、「ロード」の順に選択します。
バージョンのロード後、バージョンのロード・ステータスが「初期化済」から「保存済」に変わります。
注:
バージョンをアンロードすると、バージョンはメモリーからクリアされ、データベースに保存していない場合は削除されます。
保存したバージョンをアンロードするには:
「参照」からバージョンを選択します。
「バージョン」、「アンロード」の順に選択します。
バージョン・ツリーがリフレッシュされると、「ロード・ステータス」が「初期化済」として表示されます。