バージョンのロードとアンロード

Oracle Data Relationship Managementは、アプリケーション・サーバー上のメモリーにロードされたバージョンのデータを使用します。バージョンは次のようにロードされます:

  • バージョンの作成時

  • ユーザーの要求によってアプリケーション・リポジトリから明示的に

  • 保存済バージョンのデータが要求されたときに暗黙的に

  • データのインポート・プロセスの開始時

  • バックアップ・ファイルからのバージョン復元プロセス中

ロードされたバージョンはサーバー・リソース(メモリー)を大量に使用する場合があります。ロードされた各バージョンによって、Data Relationship Managementで使用されるアプリケーション・サーバー上のメモリー量が増加します。バージョンが使用されなくなった場合、バージョンをアンロードして他のプロセスがそれらのリソースを使用できるようにすることをお薦めします。

保存済バージョンをリポジトリから明示的にロードするには:

  1. 「参照」から保存済バージョンを選択します。

  2. 「バージョン」「ロード」の順に選択します。

    バージョンのロード後、バージョンのロード・ステータスが「初期化済」から「保存済」に変わります。

注:

バージョンをアンロードすると、バージョンはメモリーからクリアされ、データベースに保存していない場合は削除されます。

保存したバージョンをアンロードするには:

  1. 「参照」からバージョンを選択します。

  2. 「バージョン」「アンロード」の順に選択します。

    バージョン・ツリーがリフレッシュされると、「ロード・ステータス」が「初期化済」として表示されます。