バージョン、階層およびノードのプロパティは、カテゴリごとに編成されます。各プロパティ・カテゴリは、特定の外部システム(Oracle Hyperion PlanningやOracle Essbaseなど)や会社内の特定の機能領域に属するプロパティなど、論理的に関連するプロパティ・セットを表します。アプリケーション管理者は、プロパティ・カテゴリを必要な数だけ作成できます。Oracle Data Relationship Managementには、デフォルトのプロパティ・カテゴリがあります。
表6-1 デフォルトのプロパティ・カテゴリ
カテゴリ | 説明 |
---|---|
システム |
ID、名前および説明など、ノードの識別特性に関連するプロパティ。 このカテゴリで変更できるのは、個々のユーザーに対する読取り専用フラグの割当てのみです。読取り専用アクセス権を持つユーザーは、カテゴリ内の値を編集できませんが、見ることはできます。 ノート: このカテゴリにプロパティを割り当てることはできません。 |
統計 |
子の数や兄弟の数などノードの統計情報を示すプロパティ このカテゴリはノードに対してのみ使用可能です。 |
検証 |
ノードに割り当てられる検証; 検証ごとに1つのプロパティ このカテゴリはノードに対してのみ使用可能です。 |
リーフ・アクセス |
ノードのノード・セキュリティ・グループとそのリーフ・アクセス・レベル; グループごとに1つのプロパティ このカテゴリはノードに対してのみ使用可能です。 |
リム・アクセス |
ノードのノード・セキュリティ・グループとそのリム・アクセス・レベル; グループごとに1つのプロパティ このカテゴリはノードに対してのみ使用可能です。 |
様々なプロパティ・カテゴリに対して様々なアクセス・レベルを設定できます。表示可能なカテゴリはドロップダウン・リストに表示されます。編集可能なカテゴリでは、上書きされた値をサポートしているプロパティを変更できます。「検証」、「リーフ・アクセス」および「リム・アクセス」カテゴリを使用できるのは、データ・マネージャ役割を持つユーザーのみです。