要求モニタリング・ダッシュボードでは、開いているOracle Data Relationship Governance要求に関係があるキー・パフォーマンス・インジケータが表示され、ボトルネックおよび遅滞しているか期限の近い要求を特定でき、Data Relationship Governance要求にドリルバックして要求を変更できます。このダッシュボードでは、ユーザーは要求レベルおよびトランザクション・レベルの詳細にドリル・ダウンできます。ユーザーは、Data Relationship Governanceにドリルバックして、アクションを実行できます(たとえば、請求済で遅滞している要求の請求を解除し、割当て済アクセス・グループ内の他のユーザーがそれを請求し作業できるようにできます)。
このダッシュボードは、次によりフィルタできます:
モデル––ユーザーがコミット・アクセス権を持つモデルのみを表示する保護されたフィルタ。データ・マネージャは、処理中の要求を含むすべてのワークフロー・モデルを表示できます。
アクセス・グループ––アクティブな要求があるノード・アクセス・グループを表示するフィルタ
バージョン––アクティブで処理中の要求があるバージョンのみを表示するフィルタ
送信者––アクティブで処理中の要求を持つすべての送信ステージ・ユーザーを表示するフィルタ
開始日––送信日に基づいて要求をフィルタします
終了日––送信日に基づいて要求をフィルタします
注:
開始日、終了日または両方を指定できます。
ダッシュボードに表示されるメトリックは、フィルタの選択に依存します。
表A-3 要求モニタリング・ダッシュボードのメトリック
メトリック | 説明 |
---|---|
要約メトリック |
|
オープン |
オープンな要求の数 |
期限間近 |
期限が3日間以内の要求数 |
緊急 |
送信ステージ・ユーザーによって緊急とマークされている要求数 |
エスカレート済 |
システムによって自動的にエスカレートされたか、参加者によって手動でエスカレートされた要求数。 |
遅滞 |
遅滞している要求数。送信日と要求期間の組合せ(モデル・レベルで設定)に基づいて導出されます。参加者は、要求内の「期限」タグも設定できます。設定すると、この日付により、ワークフロー・モデルのデフォルトが上書きされます。要求期間を設定しないと、「期限」が設定されている場合のみ要求はこのカウントに含まれます。 |
請求済 |
選択されたメトリックの請求済要求数 - オープン、期限間近、緊急、エスカレート済、遅滞。 |
請求解除済 |
選択されたメトリックの請求解除済要求数 - オープン、期限間近、緊急、エスカレート済、遅滞。 |
ステージ別要求カウント |
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要求 |
このステージの要求数 |
請求済 |
このステージの請求済要求数 |
請求解除済 |
このステージの請求解除済要求数 |
ステージ・タイプ |
各ステージ・タイプの要求数(例: 送信、承認、コミット)。 |
ユーザー別要求カウント |
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要求 |
このユーザーの要求数 |
請求済 |
このユーザーの請求済要求数 |
請求解除済 |
このユーザーの請求解除済要求数 |
ステージ・タイプ |
このユーザーの各ステージ・タイプの要求数(例: 送信、承認、コミット) |
モデル別要求カウント |
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要求 |
このモデルの要求数 |
請求済 |
このモデルの請求済要求数 |
請求解除済 |
このモデルの請求解除済要求数 |
ステージ・タイプ |
このモデルの各ステージ・タイプの要求数(例: 送信、承認、コミット) |
アクセス・グループ別要求カウント |
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要求 |
このアクセス・グループの要求数 |
請求済 |
このアクセス・グループの請求済要求数 |
請求解除済 |
このアクセス・グループの請求解除済要求数 |
ステージ・タイプ |
このアクセス・グループの各ステージ・タイプの要求数(例: 送信、承認、コミット) |