SSL使用可能な外部ユーザー・ディレクトリの構成

前提条件

  • Oracle Hyperion Shared Services Consoleで構成する予定の外部ユーザー・ディレクトリがSSL使用可能であるものとします。

  • ユーザー・ディレクトリをSSL使用可能にするために、よく知られたサードパーティCAからの証明書を使用しなかった場合、サーバー証明書に署名したCAのルート証明書のコピーがあるものとします。

ルートCA証明書のインポート

ユーザー・ディレクトリをSSL使用可能にするために、よく知られたサードパーティCAからの証明書を使用しなかった場合、サーバー証明書に署名したCAのルート証明書を次のキーストアにインポートする必要があります:

注:

アプリケーションのデプロイメント過程で、WebLogicにより、DemoTrust.jksを指す-Djavax.net.ssl.trustStoreディレクティブがsetDomainEnv.shまたはsetDomainEnv.cmdに追加されます。デフォルトのWebLogic証明書を使用しない場合は、setDomainEnv.shまたはsetDomainEnv.cmdから-Djavax.net.ssl.trustStoreを削除します。

keytoolなどのツールを使用して、ルートCA証明書をインポートします。

  • すべてのOracle Enterprise Performance Management Systemサーバー:

    JVMキーストア: MIDDLEWARE_HOME/jdk/jre/lib/security/cacerts
  • EPM Systemコンポーネント・ホスト・マシンのJVMに使用されるキーストア。デフォルトでは、EPM Systemコンポーネントは次のキーストアを使用します:

    MIDDLEWARE_HOME/jdk/jre/lib/security/cacerts

外部ユーザー・ディレクトリの構成

Shared Services Consoleを使用して、ユーザー・ディレクトリを構成します。ユーザー・ディレクトリの構成時、「SSL使用可能」オプションを選択し、EPM Systemセキュリティでセキュア・プロトコルを使用してユーザー・ディレクトリと通信するよう指定する必要があります。EPM SystemセキュリティとLDAP対応のユーザー・ディレクトリ(Oracle Internet Directory、Microsoft Active Directoryなど)の間の接続でSSL使用可能にすることができます。

Oracle Enterprise Performance Management Systemユーザー・セキュリティ管理ガイドのユーザー・ディレクトリの構成を参照してください。