セッションごとのSSL接続の確立

MaxLなどのOracle Essbaseコンポーネントでは、トランスポート・キーワードとしてsecureを使用してEssbaseエージェントに接続すると、セッション・レベルでSSLを制御できます。たとえば、次のいずれかのコマンドをMaxL Consoleから実行すると、MaxLとEssbaseエージェントとの間にセキュアな接続を確立できます。

login admin example_password on hostA:PORT:secure
login admin example_password on hostA:secure

セッションごとの制御は、essbase.cfgに指定された構成設定より優先されます。トランスポート・キーワードが指定されていない場合、Essbaseクライアントでは、ClientPreferredModeに設定された値を使用して、Essbaseとセキュアな接続を開始するかどうかを決定します。ClientPreferredMode設定がsecureに設定されていない場合、通信は非セキュアなチャネルで行われます。