EPM Workspaceのタイムアウト

Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceは、ユーザーのアクティブ・セッションを次の方法で管理します:

  • EPM Workspaceは、ユーザーの現在のセッションで使用されているすべてのアプリケーション・サーバー(自身も含む)にキープ・アライブ要求を送信します。

    このキープ・アライブ要求は、アプリケーション・サーバーがセッションを無効にしないように、ブラウザとアプリケーション・サーバー間のセッションを維持します。たとえば、一度Oracle Hyperion Financial Reportingレポートが開いたら、EPM WorkspaceFinancial Reportingサーバーにキープ・アライブ要求を送信するため、ユーザーはFinancial Reportingアプリケーション・サーバーでセッションを再び開く必要なく、Financial Reportingレポートをさらに開くことができます。

    これらの要求を送信する間隔は、EPM Workspaceの「サーバー設定」、「キープアライブ間隔」プロパティで設定されます。このプロパティは、EPM Workspaceで使用されているどのアプリケーション・サーバーのタイムアウト値よりも小さい値に設定する必要があり、これより高い値が設定されている場合は、アプリケーション・サーバーのタイムアウトによるエラー・メッセージが表示される場合があります。

  • EPM Workspaceは、ユーザーがEPM Workspaceの使用を停止したが、ブラウザを閉じていない場合、セッションを閉じます。

    EPM Workspaceの「サーバー設定」、「セッションのタイムアウト」プロパティに従い、EPM Workspaceでアクティビティがない場合は、セッションが終了しようとしていることを警告されます。ユーザーが5分以内に対処しない場合、そのユーザーはログアウトされます。

    EPM Workspaceデプロイメントのtimeout設定を編集するには、WebLogic管理コンソールを使用します。

注:

すべてのWebアプリケーション・セッションのタイムアウトは10分より長くする必要があります。