OracleホームおよびInstall Homeについて

複数のOracle製品を同じコンピュータにインストールすると、共通の内部コンポーネントやサードパーティ製コンポーネントがOracleホームという中央の場所にインストールされます。

Windowsプラットフォームでは、Oracleホーム(Oracleデータベース製品を含む)の場所は、EPM_ORACLE_HOME(すべてのOracle製品を含む)というシステム環境変数で定義され、そのデフォルトの場所はC:/Oracle/Middleware/PMSystem11R1です。ミドルウェアには、WebLogicなどの製品が含まれます。

UNIXプラットフォームでは、Oracleホームの値はそのホーム・ディレクトリの.hyperion.<hostname>に格納され、そのデフォルトの場所は$HOME/Oracle/Middleware/EPMSystem11R1です。

Oracleホームの場所を変更する方法の詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Systemインストレーションおよび構成ガイドを参照してください。

Oracleホームには\commonディレクトリがあります。Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceをインストールすると、EPM_ORACLE_HOME/products/Foundation/workspaceディレクトリがOracleホームに追加されます。これはEPM Workspaceのデフォルトのインストール場所すなわちインストール・ホームです(つまり、WindowsではEPM_ORACLE_HOME\products\Foundation\workspace、UNIXではEPM_ORACLE_HOME/products/Foundation/Workspace)。