表4-5 複雑なロジックの例1: CashTx
ディメンション | 条件タイプ | 条件値 | グループ化基準 | グループ・レベル |
---|---|---|---|---|
勘定科目 | 類似 | 11* | Cash | 0 |
エンティティ | 類似 | Tx | Texas | 0 |
ICP | 範囲 | 00,99 | ICP | 0 |
UDI | 含む | 00,01,02 | UD1 | 0 |
最初の行で、"11"で始まる任意の勘定科目が"Calc Item: CashTx"の計算結果に含まれることが指定されます。
2行目で、ソース・レコードが"TX"のようなエンティティを持つことも指定され、結果が絞り込まれます。
3行目で、ICP値が00から09の間のソース・レコードにのみ結果が絞り込まれます。
最後の行で、カスタム1 (UD1)が00、01、02のいずれかのソース・レコードにのみ結果が絞り込まれます。インポートされた行の中でリストされた条件を満たさないものは、計算結果から除外されます。
次の表では、複数のソース・レコードから新規ロジック・アイテムが1つのみ導出されます。前のグラフィック例をロジック条件として、およびその後に続く最初のグリッドをソースのライン・アイテムとして使用して、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionで単一のロジック・アイテムの値を導出する方法を確認できます。「グループ化基準」フィールドに注意してください。各「グループ化基準」フィールドにはハードコード化された値が含まれています。したがって、指定の条件を満たす各行で、元のインポートされたメンバーが「グループ化基準」フィールドにリストされたメンバーで置換されます。