表4-9 複雑なロジックの例2
ディメンション | 条件タイプ | 条件値 | グループ化基準 | グループ・レベル |
---|---|---|---|---|
勘定科目 | 類似 | 11* | Cash | 0 |
エンティティ | 類似 | Tx | Texas | 0 |
ICP | 範囲 | 000,100 | * | 2 |
UDI | 含む | 00,01,02 | UD1-* | 0 |
前述の表の最初の行で、"11"で始まる勘定科目が"Calc Item: CashTx"の計算結果に含まれることが指定されます。
2行目で、ソース・レコードが"TX"のようなエンティティを持つことも指定され、結果が絞り込まれます。
3行目で、ICP値が000から100の間のソース・レコードにのみ結果が絞り込まれます。
最後の行で、カスタム1 (UD1)が"00"、"01"、"02"のいずれかのソース・レコードにのみ結果が絞り込まれます。インポートされた行の中でリストされたすべての条件を満たさないものは、計算結果から除外されます。
次の表では、「グループ化基準」フィールドおよび「グループ・レベル」フィールドに入力された値によって、2つのロジック・アイテムがソース・レコードから導出されます。「グループ化基準」フィールドのうち2つにリストされた値がハードコード化され、2つにアスタリスクが含まれています。したがって、指定の条件を満たす各行で、勘定科目とエンティティ・ディメンションのインポートされた元のメンバーが「グループ化基準」フィールドにリストされたメンバーで置換されます。その他のディメンションは、「グループ・レベル」の入力に基づいて、元のメンバーの全部または一部を返します。