データ値

データ値は、Oracle Hyperion Financial Managementマルチディメンション・ターゲット・システムと統合する際のみに使用される追加のディメンションです。ディメンションの名前は「値」です。このディメンションのメンバーは[Contribution Adjs]と[Parent Adjs]です。データがFinancial Managementにロードされるとき、データのロード先を示すために値ディメンションのメンバーを指定します。Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionのロケーション定義で、「データ値」フィールドに値ディメンションのエントリを指定します。「検索」リンクを選択すると「データ値」が「ロケーション」画面に設定されます。

FDMEEがロード・ファイルを作成すると、このディメンション値はこのロケーションによってロードされた各データ行に入力されます。Financial Managementと統合するには、このフィールドに値を入力する必要があります。入力しないと、検証は失敗します。デフォルト値はデータ値<エンティティ通貨>です。

仕訳をFinancial Managementにロードする場合、データ・ロードと仕訳ロードのために値ディメンション・メンバーを指定できます。最初の「;」のフィールドはデータ・ロードに使用される値メンバー、「;」による2番目のフィールドは仕訳ロードの値メンバーです。

テンプレートを使用するとき、システムは、ロケーションの値メンバー・フィールドで ";"で区切られた2番目のフィールドを探して、値メンバーを選択します。

「検索」が選択されると、FDMEEFinancial Managementに接続して、有効なデータ値のリストを取得します。FDMEEは、Financial Managementから値を取得し、FDMEEが作成した行(元の値と調整データ値の連結)を追加します。FDMEEは、このように新たに作成された行を使用して、Financial Managementへの仕訳のロードを管理します。

データ値選択画面でFDMEEが作成する行を次に示します:

  • [Contribution Adjs];[Contribution Adjs]

  • [Contribution Adjs];[Parent Adjs]

  • [Contribution Adjs];<Entity Curr Adjs>

  • [Contribution Adjs];<Parent Curr Adjs>

  • [Parent Adjs];[Contribution Adjs]

  • [Parent Adjs];[Parent Adjs]

  • [Parent Adjs];<Entity Curr Adjs>

  • [Parent Adjs];<Parent Curr Adjs>

  • <Entity Curr Adjs>;[Contribution Adjs]

  • <Entity Curr Adjs>;[Parent Adjs]

  • <Entity Curr Adjs>;<Entity Curr Adjs>

  • <Entity Curr Adjs>;<Parent Curr Adjs>