Oracle Hyperion Financial Managementがソース・システムである場合のデータ同期では、追加のソース・パラメータ(仕訳ステータス、仕訳タイプ、残高タイプ、抽出するデータ型など)を指定できます。
ソース・パラメータ・オプションを定義するには:
- 「ワークフロー」タブの「データ・ロード」で、「データ・ロード・ルール」を選択します。
- 「データ・ロード・ルール」で、データ・ロード・ルールを選択します。
- 「ソース・パラメータ」リージョンに移動します。
- 「追加」をクリックします。
- 追加するパラメータ行を選択して、ドロップダウンからパラメータ値を選択します。
オプション:
- 仕訳ステータスの追加: 抽出する仕訳ステータスを指定します。
仕訳ステータスは、仕訳の現在の状態を示します。仕訳ステータスは、仕訳を作成、送信、承認、却下、転記すると変わります。
オプション:
- 作業中 - 仕訳が作成されています。保存はされていますが、完了していない場合があります。たとえば、ラベルや単一エンティティを割り当てる必要があります。
- 送信済 - 仕訳が承認のために送信されました。
- 承認済 - 仕訳の転記が承認されました。
- 却下済 - 仕訳が却下されたか、転記が戻されています。
- 転記済 - 仕訳の調整がデータベースに転記されました。
- 仕訳タイプの追加: 仕訳のタイプを指定します。
- 承認済自動逆仕訳 - 転記済の自動逆仕訳をロードします
- 自動逆仕訳 - 次の期間に逆仕訳する必要のある調整が含まれている自動逆仕訳をロードします。つまり、借方と貸方を逆仕訳して、次の期間に仕訳を転記します。
- 通常 - 置換モードで仕訳をロードし、これにより、新しい仕訳データがロードされる前に、仕訳ラベルのデータすべてがクリアされます。
- 残高タイプの追加: 抽出する残高のタイプを指定します。
- 貸借一致 - すべての借方と貸方の残高が一致しています。
- 貸借不一致 - 借方と貸方の残高が一致していません。
- エンティティで貸借一致 - エンティティの借方と貸方の残高が一致しています。
- 「抽出の種類」で、次のいずれかを選択します。
- データ - 基本レベルの入力データやいくつかの計算済データを、アプリケーションから抽出します。データを抽出するときは、シナリオ・ディメンションと年ディメンションのメンバーを指定する必要があります。期間、エンティティおよび勘定科目ディメンションでは、1つ以上のメンバーを指定できます。
- 仕訳 - 基本レベルの入力データやいくつかの計算済データを、アプリケーションから抽出できます。データを抽出するときは、シナリオ・ディメンションと年ディメンションのメンバーを指定する必要があります。期間、エンティティおよび勘定科目ディメンションでは、1つ以上のメンバーを指定できます。
- 「動的勘定科目の抽出」を選択して、動的勘定科目を抽出します。
動的勘定科目とは、データの要求時に動的に計算される値を持つ勘定科目です。動的勘定科目の値は保管されません。最も一般的な動的計算の種類は比率計算です。
動的勘定科目の抽出のオプション:
- はい - 動的勘定科目が抽出されます。
- いいえ - 動的勘定科目は抽出されません。
デフォルトでは、動的勘定科目は抽出されません。
- 「算出データの抽出」で、算出データを抽出するかどうかを指定します。
オプション:
- 親エンティティの連結データ。
- ルールに従って計算される勘定科目ディメンションとカスタム・ディメンションの基本メンバー。
- CustomTopメンバーおよび[ICPTop]メンバーと交差する親勘定科目。CustomTopメタデータの属性が空白または「すべて」の場合は、[None]メンバーが使用されます。
算出データの抽出のオプション:
- はい - 算出データが抽出されます。
- いいえ - 算出データは抽出されません。
デフォルトでは、算出データは抽出されません。
- 「派生データの抽出」で、派生データを抽出するかどうかを指定します。
派生データとは、他のデータ値(算出データや算術式など)から派生したデータのことです。
- はい - 派生データが抽出されます。
- いいえ - 派生データは抽出されません。
- 「保存」をクリックします。