借方と貸方の列の表示

分割された数値列を解析するには、DRCRSplit式を使用します。デフォルトで、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionは、「金額」フィールドの数値を借方と見なします。ただし、借方値を左側、貸方値を右側に各自配置できます。

表2-6 DRCRSplit式の例

勘定科目番号 説明 借方 貸方
1000-000-00 現金-営業勘定科目 68,603.91  
1010-000-00 現金-FANB-AP   177,216.16

DRCRSplitのフォーマットはDRCRSplit=Mid Point of the DR and CR columnsです。これにより、FDMEEは左右の配置を解釈して正しい符号を割り当てることができます。

ファイルのインポート時は、貸方金額には負の符号が割り当てられ(したがって、正数として解釈されます)、借方金額は変更されないままです(したがって、負数として解釈されます)。