言語の処理方法

ソース・システムの登録の一部として、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionは、ベース言語に加えて使用可能なソース・システム言語のリストを取得します。ベース言語とは通常、Enterprise Resource Planning (ERP)ソース・システムがインストールされる際に選択された言語です。ベース言語ではない、追加で使用できる言語は、「使用可能な言語」と呼ばれます。

ターゲット・アプリケーションで定義された言語にマップされたソース・システムからの言語は、FDMEEブラウザの選択で選択可能な言語には依存しません。ブラウザで使用可能な言語は、Enterprise Resource Planning (ERP)ソース・システムおよびターゲットEPMアプリケーションで使用可能な言語と異なる可能性があります。FDMEEがサポートする言語の詳細は、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemの動作保証マトリックスを参照してください。

ターゲット・アプリケーションをFDMEEで使用できるように登録する場合、ターゲット・アプリケーションの登録ページの「デフォルト言語」列が次のように使用されます:

  • 「デフォルト言語」ドロップダウン・リストに表示される言語は、FDMEEでサポートされる言語です。これらの言語は背後でEnterprise Resource Planning (ERP)ソース・システム言語にマップされます。

  • Oracle EssbaseおよびOracle Hyperion Planningアプリケーションの別名ディメンションには、必須の「デフォルト」メンバーがあります。ターゲット・アプリケーションの登録時に選択したFDMEEの言語が、「デフォルト」メンバーに自動的にマップされます。FDMEEの言語はメンバーの説明のソース言語にマップされるため、ソース・システム内のベース言語または使用可能なソース言語を「デフォルト」別名メンバーにマップします。処理中、メンバーの説明のFDMEEソース言語に別名メンバーが正確に一致する場合は、その他すべての言語が残りの別名メンバーにマップされます。

    注:

    言語の処理は、EssbaseアプリケーションおよびPlanningアプリケーションにとって同じです。

注:

Oracle Hyperion Financial Managementの言語は、ターゲット・アプリケーションの登録ページで選択したデフォルト言語に基づいて処理されます。

ターゲット・アプリケーションの登録を参照してください。