インポート・スクリプト・パラメータ

インポート・フォーマット・スクリプトはJython関数として定義されます。Jython関数名とスクリプト・ファイル名を同じにする必要があります。この関数は、2つのパラメータ(現在のフィールドと処理されている現在の行)を受け取ります。

  • strField — インポート・フォーマットで定義されているソースファイルの列の値(たとえば、「金額」列に割り当てられているインポート・スクリプトでは、strFieldに金額値が含まれ、「勘定科目」列に割り当てられているインポート・スクリプトでは、strFieldに勘定科目値が含まれます。)

  • strRecord - スキャンされるソースファイル行(レコード)。

次の例では、スクリプトがソース・ファイルの勘定科目コードと勘定科目の説明を連結します。たとえば、ファイルの最初のデータ行は、勘定科目コードが1110、説明が「Cash」です。このスクリプトは1110と「Cash」を連結して、TDATASEG表に「1110-Cash」という名前のソース勘定科目を作成します。(TDATASEG表のリファレンスを参照してください)。スクリプトでは、インポート・フォーマットによって定義されるフィールドと、現在のレコードの位置14~34に定義されるフィールドを選択します。(Jythonでは列番号は1ではなく0から開始します。)


イメージは、インポート・スクリプトを含むスクリプト・エディタを示します。