FDMEEの主な利点

Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionでサポートされる主な利点は次のとおりです:

  • ユーザー・エクスペリエンスの向上 - Oracle Enterprise Performance Management Systemでの統合。FDMEEユーザー・インタフェースは、Oracle Hyperion PlanningおよびOracle Hyperion Financial Managementユーザー・インタフェースと一貫性があります。

  • パフォーマンスの向上 - ユーザー・インタフェースおよびデータ・ロード・パフォーマンスの向上

  • 緊密なOracle Hyperion Shared Services統合 — Shared Servicesのすべてのネイティブ機能がサポートされています(例: ユーザー・グループ)。

  • Internet ExplorerおよびFirefoxブラウザのサポート

  • Oracle Hyperion Enterprise Performance Management System Lifecycle Managementのサポート - 他のEPM System製品と同様の、ライフサイクル管理の一貫したサポート

    ライフサイクル管理アプリケーションをリリース11.1.2.3から11.1.2.4に移行できます。

  • 複数のプラットフォームのサポート — すべてのサポート対象プラットフォーム。

  • 整合性のあるスケーリングおよびロード・バランシング - すべてのスケール・アウト構成およびロード・バランシング・ステップは他のEPM System製品と整合性があります。

    Oracle® Enterprise Performance Management Systemデプロイメント・オプション・ガイドも参照してください。

  • FDMEEをプライマリ・ゲートウェイとして使用して、オンプレミスとクラウドベースのアプリケーションを統合できます。この機能を使用すると、EPMユーザーはクラウド・デプロイメントを既存のEPMポートフォリオに適用できます。

  • データ同期 - アプリケーションのディメンショナリティに関係なく、EPMアプリケーション間で簡単にデータを移動でき、その際にEPMソース・アプリケーションからデータ・ファイルを作成する必要はありません。ソースおよびターゲットEPMアプリケーションを指定して、データをマップします。強力なマッピング機能がすでに使用可能な場合、データはあるアプリケーションから別のアプリケーションに簡単に変換できます。たとえば、データを同期すると、レポート用にFinancial ManagementからOracle Essbaseにデータを移動できます。

  • すべてのEPMアプリケーション(Accounts Reconciliation Mangerを除く)からEnterprise Resource Planning (ERP)アプリケーションへのライトバックのサポート。この機能を使用すると、Planningで作成された予算をPeoplesoftまたはOracle E-Business Suite ERP GLにライトバックしたり、調整仕訳をFinancial ManagementからE-Business SuiteやPeoplesoftなどのERPシステムに移行するなど、大きな利点があります。他のターゲット・システムは、引き続きカスタム・アプリケーション・フレームワークを使用する必要があります。