ユニバーサル・データ・アダプタを使用したデータのロード

ユニバーサル・データ・アダプタを使用すると、外部ソース表/ビューの情報を(SQL表からなど)、オープン・インタフェース表をバイパスしてOracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionに直接統合できます。このため、ソース・システムおよびソース・アダプタ詳細で、サポートされているデータ・ソースを確認できます。また、この機能によって、事前パッケージ済アダプタが使用できない場合、または事前パッケージ済アダプタから必要なデータが提供されない場合に、ユーザーが基礎となるデータベースへのアクセス権を持っているソース・データに簡単に接続することもできます。この機能は、任意のソース表またはビューへの直接統合を効果的に実現します。

ユニバーサル・データ・アダプタをFDMEEと統合するプロセスは、大まかには次のようになります:

  1. Oracle Database Integratorで、ソース・システムのデータ・サーバーおよび物理スキーマを作成します。

  2. ODIでアダプタの適切なテクノロジに対して論理スキーマを作成し、物理スキーマにマップします。

  3. FDMEEで、ソース・システムを登録します。

  4. ソース・アダプタを作成します。

  5. ターゲット・アプリケーションを(Oracle Enterprise Performance Management Systemアプリケーションとして)登録します。

  6. インポート・フォーマットを作成(ソース表/ビューの列とターゲット・ディメンションをマップ)します。次にODIシナリオを再生成します。

  7. ロケーションを作成します。

  8. 期間マッピングを作成します

  9. カテゴリ・マッピングを作成します。

  10. データ・ロード・マッピングを作成します。