注:
Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionのインポートの統合は、Jythonスクリプト・エンジンを使用して実装されます。Visual Basicスクリプト・エンジンは、インポート・スクリプトでは使用できません。
インポート・スクリプトを使用する場合は、次の点に注意してください:
インポート・スクリプトは、ソース・ファイルのインポートに合せて実行されます。
インポート・スクリプトはファイルベースのデータ・ロードのみで有効です。
インポート・スクリプトは、Jython関数のみを使用して作成する必要があります。フォーマットは「def <name>(parm1, parm2)」と戻り値です。
インポート・スクリプトはFDMEEによって2つのパラメータを渡します:
インポート・フォーマットによって定義されるディメンション値
ソースのレコード全体
たとえば、勘定科目列が位置2から位置4までの文字として定義されているとき、この値がフィールドの値として渡され、入力行全体が第2パラメータとして渡されます。サンプル・スクリプト(インポート・スクリプトのサンプルを参照)では、これらのパラメータはStrFieldおよびStrRecの値として指定されています。ただし、最初のパラメータがフィールドで、2番目のパラメータがレコード全体であると認識しているかぎり、任意の名前を付けることができます。
「金額」列のインポート・スクリプトが常に最初に実行されます。
ファイル名と関数名は同じである必要があります。
関数の戻り値は、指定されたディメンションのTDATASEG
表のソース列に移入されます。値は1つだけ戻すことができます。
テキスト・エディタを使用してスクリプトを編集してから、FDMEEにコピー・アンド・ペーストすることをお薦めします。
インポート・スクリプトは、Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Systemライフサイクル管理では処理されません。