確認レポートの概要

システム管理者は、確認ルールを使用してデータの整合性を強化します。確認ルールのセットが確認ルール・グループ内に作成され、確認ルール・グループがロケーションに割り当てられます。続いて、データがターゲット・システムにロードされた後、確認レポートが生成されます。

確認エンティティ・グループをロケーションに割り当てた場合、確認レポートは、グループで定義されているすべてのエンティティについて実行されます。確認エンティティ・グループをロケーションに割り当てない場合、確認レポートは、ターゲット・システムにロードされたエンティティごとに実行されます。Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Edition確認レポートでは、ターゲット・システムの値、FDMEEソース・データまたはFDMEE変換済データを取得します。

FDMEEは確認レポートを分析し、ステータス・エントリをプロセス・モニタリング表に挿入します。レポートに関連付けられた場所には、確認レポート内のすべてのルールがパスした場合のみTRUEステータスが示されます。警告のみに使用されるルールの場合、ルール・ロジックは割り当てられません。

データがロードされると、確認レコードが実行されます。また、レポートを手動で実行することもできます。

注:

確認ルールは、Account Reconciliation Managerにロードする場合に適用されません。

注:

エンティティ・ディメンションに共有階層がある場合は、Financial Consolidation and CloseおよびTax Reportingを使用するためのチェック・エンティティ・グループまたはチェック・ルールのデータ・ロード・マッピングで、メンバーを親.子のフォーマットで指定する必要があります。