H システム・メンテナンス・タスク

システム・プロセスを実行して、すべてのランタイム・アーティファクト(プロセス表、ステージング表、Inbox/Outboxフォルダなど)のメンテナンスとクリーンアップを行うことができます。表やフォルダには、不要になった大量のデータが含まれていることがよくあります。システム・メンテナンス・タスク機能では、システム・プロセスをスケジュールして実行し、標準の表やフォルダをパージできます。

注:

1つのアプリケーションがパージの対象として選択された場合、フォルダが割り当てられていないすべてのアプリケーションがパージされます。デフォルトのアプリケーション・フォルダは汎用で、パージ・スクリプトは、選択したアプリケーションが含まれるフォルダにフォーカスします。この場合、アプリケーションがパージされないようにするには、個別のフォルダに保存します

パージ・スクリプトを簡単に使用できるように、Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionには次が用意されています。

  • 一連のカスタム・スクリプトがbin/systemディレクトリに含まれています。

    スクリプトには次が含まれます:

    • アプリケーション・フォルダの保守

    • プロセス表の保守

    • EBS GL残高表の保守

    • PeopleSoft元帳表の保守

    • FDMEEデータ表の保守

  • スクリプトは、スクリプトの登録でシステム・スクリプトとして登録されます。

  • QUERYID = 0およびAPPLICATIONID = 0の場合、スクリプトはインストールの一部として登録されます。

  • スクリプト・グループ"System"が作成され、システム・スクリプトが割り当てられます。

  • POV内のターゲット・アプリケーションに関係なく、ユーザーにアクセス権があれば、「スクリプトの実行」にシステム・スクリプトが表示されます。

  • パージ・スクリプトは、「スクリプトの実行」画面から実行できます。

  • ODIプロセスは、スクリプトをdata/scripts/customディレクトリではなくbin/systemディレクトリから実行します。