セキュリティ

Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionは次の役割をサポートします:

表1-2 セキュリティ役割とタスクの説明

FDMEEの役割 役割ごとのタスク
管理者 アプリケーションを管理し、FDMEEのアクションを実行します。管理者の役割でログインすると、すべてのリンクが「タスク」ペインに表示されます。
統合の作成 ソース・システムとターゲット・システム間でデータを統合するマッピングを作成します。ユーザーは、様々な実行時オプションを使用してデータ・ルールを定義できます。

注:

ルールを実行したり、ソース・システム登録、ターゲット・システム登録またはソース会計エンティティを表示、作成、編集または削除することはできません

「統合の作成」役割でログインすると、「タスク」ペインに「データ・ロード」、「メンバー・マッピング」、「HRデータ・ロード」、「メタデータ」、「プロセスの詳細」のリンクが表示されます。

ドリル・スルー

ソース・システムにドリル・スルーできるかどうかを制御します。

FDMEEでは、この役割はFDMEEのランディング・ページにドリルできるかどうかを制御し、ソース・システムへのドリルを制御します。

統合の実行

実行時パラメータを使用してデータ・ルールを実行し、実行ログを表示します。

注:

ソース・システム登録、ターゲット・システム登録またはソース会計エンティティを表示、作成、編集または削除することはできません

OracleまたはPeopleSoft Enterprise Financial Managementからデータを抽出する必要があるFDMEEユーザーにはこの役割を付与し、データ・ルールを実行できるようにする必要があります。

「統合の実行」役割でログインすると、ワークフロー・タスクに「データ・ロード・ワークベンチ」、「データ・ロード」、「メンバー・マッピング」、「HRデータ・ロード」、「メタデータ」、「プロセスの詳細」のリンクが表示されます。

HR統合 人事データ・ルールを実行し、ランタイム・パラメータを設定します。トランザクション・ログを表示できます。
中間2-9 中間レベルの役割2~9は管理者によって定義されます。

注:

FDMEEユーザーが定義できるのは、アクセス権を持つターゲット・アプリケーションに対するマッピングのみです。

注:

現在、Oracle Hyperion PlanningおよびOracle Essbaseでは、メンバー・レベルのセキュリティを使用していません。