SAP用の事前パッケージ統合の使用

SAP用の事前パッケージ統合では、readmeの指示を確認して必要な情報をOracleの統合パートナからダウンロードします。オラクル社は、Oracle Data Integrator (ODI)プロジェクトおよびアダプタ定義XMLファイルを提供します。SAP統合では、統合パートナがODIプロジェクトおよびアダプタXMLを提供します。

事前パッケージ統合を使用するには:

  1. ODIコンソールを使用して、 プロジェクト定義とモデル定義Oracle Hyperion Financial Data Quality Management, Enterprise Editionの作業リポジトリ設定にインポートします。
  2. アダプタ定義XMLを、「システム設定」でアプリケーション・ルート・ディレクトリとして設定されたディレクトリ内のロケーションにコピーします。
  3. 「ソース・アダプタ」画面を使用して、アダプタXMLファイルをインポートします。

    ファイルをインポートするには:

    1. 「設定」タブの「構成」で、「ソース・アダプタ」を選択します。
    2. 「ソース・アダプタ」で、「インポート」を選択します。
    3. 「インポートするファイルの選択」で、インポートするファイルに移動し、「OK」をクリックします。

      ファイル名は、必要なアダプタによって異なります。たとえば、次を選択します:

      • SAP_GLNew_Adapter.xml

      • SAP_GLClassic_Adapter.xml

      • SAP_PC_Adapter.xml

      • SAP_CC_Adapter.xml

      • SAP_AP_Adapter.xml

      • SAP_AR_Adapter.xml

    4. オプション: ファイルを参照するには、「アップロード」を選択します。
    5. 「アップロードするファイルの選択」で、「参照」をクリックしてインポートするファイルに移動し、「OK」をクリックします。
  4. ソース列(ソース・アダプタで指定)とターゲット・アプリケーション・ディメンション間のマッピングを定義する新しいタイプの「ソース・アダプタ」のインポート・フォーマットを作成します。
  5. 「ロケーション」および「データ・ルール」を定義します。

    データ・ルールを実行すると、インポート・フォーマットと関連付けられた新規のODIシナリオを使用して、ソースからデータが抽出され、FDMEEステージング表(TDATASEG)でステージングされます。