ブック・エディタで「静的ブックHTMLおよびPDFに関連コンテンツを含める」を選択した場合の関連コンテンツに関する追加情報を、次に記載します。
このプロパティをtrueに設定した場合に、静的ブックHTML出力が生成されると、ブック内で見つかった関連コンテンツのリンクが追跡されます:
関連コンテンツのリンクが追跡されると、リンク内のURLが調べられます。
URLが現在のリポジトリにあるレポートまたはスナップショット・レポートを参照している場合、そのレポートが実行され、結果が静的ブックHTML出力に含まれます。レポートがスナップショット・レポートの場合は、リポジトリからロードされて含まれます。レポートが実行されると、リンクをクリックした場合と同じように、関連コンテンツ・リンクが含まれているセルのPOVが使用されます。
URLがリポジトリ内のレポートまたはスナップショット・レポートに対するリポジトリ・スマート・カットを参照している場合、URLが「関連コンテンツ」ダイアログ・ボックスで選択されたリポジトリ・オブジェクトへのリンクである場合と同じように処理されます。
URLがレポートまたはスナップショット・レポートではないリポジトリ・オブジェクト(Wordドキュメント、HTMLファイル、PDFファイルなど)に対するリポジトリ・スマート・カットを参照している場合、そのオブジェクトがリポジトリから取得され、静的ブックHTML出力に含まれます。
URLがOracle Universal Content Managementドキュメントを参照している場合、そのドキュメントが取得され、静的ブックHTML出力に含まれます。
URLが、追跡されるURLのリストにあるURLを参照している場合、URLの実行によって返されたHTMLが取得され、静的ブックHTML出力に含まれます。
セル・ドキュメントを持つセルが処理されます。
セル・ドキュメントが物理ファイルの場合、そのファイルが静的ブックHTML出力に含まれます。
セル・ドキュメントがURLの場合、そのURLは、関連コンテンツのリンクとして指定されたときと同じように処理されます。
注:
セルに関連コンテンツのリンクが複数ある場合、それらの関連コンテンツのリンクはすべて、同じように処理されます。セルにリンクが複数ある場合、HTMLドキュメント内の標準のハイパーリンクが表示されます。しかし、ユーザーがそのハイパーリンクをクリックすると、使用可能なリンクのリストが表示されます。