バッチのスケジュールについて

バッチは、ドキュメント、レポートまたはブックのセットのグループ化と処理のために使用します。

Oracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceではバッチ・エディタを使用してバッチを作成、編集、保存します。これらのタスクを実行するには、グローバル管理者、レポート・デザイナ、スケジューラまたはコンテンツ・パブリッシャの役割を持っている必要があります。役割の詳細は、Oracle Enterprise Performance Management Systemセキュリティ構成ガイドの付録を参照してください。バッチをHTMLまたはPDFファイルとしてOracle Hyperion Planningの受信ボックス/スケジューラ出力フォルダにエクスポートできます。エクスポートした出力は、PDFとしてユーザーに電子メールで送信できます。

バッチは、ただちにまたは後日実行するようにスケジュールできます。バッチのスケジュールでは、バッチPOVの選択、電子メール通知の設定およびバッチの実行時に生成される出力の宛先を選択します。宛先タイプには、指定したリポジトリ・フォルダへのスナップショットの保存、Planningの受信ボックス/スケジューラ出力フォルダへのPDFファイルのエクスポートまたは電子メールへの添付、および指定したPlanningの受信ボックス/スケジューラ出力フォルダへのHTMLファイルのエクスポートがあります。(バッチ・バーストではHTMLはサポートされていません。)スケジュール済のバッチ・オプションを選択した後、正常実行後に、バッチ・スケジューラからバッチ・キューにバッチが追加されます。

スケジューラのバッチ・バースト機能では、1データ・ソースに対するバッチPOVで1つのディメンションの複数のメンバーに対するバッチを実行して、生成されたPDFを受信者リストに電子メールで送信し、ファイル・システムまたはリポジトリに出力を保存できます。たとえば、New YorkおよびHoustonに対して実行するようにスケジュールされたバッチでは、New Yorkの出力をjones@cd.comに、Houstonの出力をsmith@cd.comに送ることができます。バッチ・バーストでは、事前に定義されたテキスト機能をレポート・ラベルおよびフォルダ・ラベルで使用できます。バッチに割り当てられたデフォルト設定をオーバーライドするためにバースト宛先ファイル(バッチ宛先の指定を参照)を作成できます。