バースト出力ラベルの指定

バースト出力レポート名およびサブフォルダ名を指定するには:

  1. エクスプローラ・リポジトリで、「ナビゲート」「スケジュール」「バッチ・スケジューラ」の順に選択します。
  2. 「バッチのスケジュール設定」画面の「バースト出力ラベル」領域で、オブジェクト・ラベルおよびサブフォルダ・ラベルを定義します。

「オブジェクト・ラベル」および「サブフォルダ・ラベル」フィールドには、レポートとサブフォルダ名の識別を可能にする2つのデフォルト・テキスト関数が表示されます。「関数」アイコンをクリックして追加テキスト関数を選択します。「テスト」アイコンをクリックして関数をテストします。

例5-1 バースト・レポートに使用可能な関数

  • <<MemberName()>> - バースト・メンバーの名前を戻します。この関数にはパラメータはありません。

  • <<MemberAlias()>> - バースト・メンバーの別名を戻します。この関数にはパラメータはありません。

  • <<MemberDescription()>> - バースト・メンバーの説明を戻します。この関数にはパラメータはありません。

  • <<BatchPovMember("DataSrcName","DimName")>> - バースト・メンバーのPOVメンバーの名前を戻します。ここで、DataSrcNameは希望POV (バッチは2つ以上のPOVを指すことが可能)のデータ・ソースの名前で、DimNameはそのメンバー名を抽出する所定POV下のディメンションの名前です。

  • <<BatchPovAlias("DataSrcName","DimName")>> - バースト・レポートのPOVメンバーの別名を戻します。ここで、DataSrcNameは希望POV (バッチは2つ以上のPOVを指定可能)のデータ・ソースの名前で、DimNameはそのメンバー別名を抽出する所定POVの下のディメンションの名前です。

  • <<BatchPovDescription (“DataSrcName”, “DimName”)>> - バースト・レポートPOVメンバーの説明を戻します。ここで、DataSrcNameは希望POV(バッチは2つ以上のPOVを指定可能)のデータ・ソースの名前で、DimNameはそのメンバー説明を抽出する所定POVの下のディメンションの名前です。

  • <<FinancialReportingObjectName()>> - バーストOracle Hyperion Financial Reportingオブジェクトの名前を戻します。これは通常レポート名です。この関数にはパラメータはありません。

  • <<Financial ReportingObjectDescription()>> - バーストFinancial Reportingオブジェクトの説明を戻します。これは通常レポートの説明です。この関数にはパラメータはありません。

  • <<Date("format")>> - オンライン・レポートにデータが記入された日付と時刻、あるいは、スナップショット・レポートを保存したときの日付と時刻を戻します。ここで、formatは日付と時刻のフォーマットを定義する、引用符に囲まれた文字列です。

    日付と時刻のformat文字すべてのリストは、Oracle Hyperion Financial Reporting Studioユーザー・ガイドの「関数の使用方法」を参照してください。

注:

POV関連の関数(BatchPovMember、BatchPovAliasおよびBatchPovDescription)を追加するときは、パラメータ値を二重引用符で囲みます。例: <<BatchPovDescription("Essbase sample basic on ProdServer1","Product">>。ここで、"Essbase sample basic on ProdServer1"はデータ・ソース名で、"Product"はディメンション名です。