同種データベースを使用して、データベース間またはEPMシステム間でアプリケーションをインポートできますが、EPMシステムは両方ともOracle DatabaseまたはSQL Serverのいずれかを使用する必要があります。ソース・アプリケーションは前のリリースから11.1.2.4までさかのぼることができますが、古いアプリケーションをアップグレードするには、1つのFinancial ManagementサーバーのEPM SystemコンフィギュレータでFinancial Managementアップグレード・アプリケーション・タスクを実行する必要があります。アプリケーションをインポートするには、アプリケーション管理者役割と、Financial Managementアプリケーション作成者役割のShared Servicesでプロビジョニングされていることが必要です。
アプリケーションを同じ環境にインポートして名前を変更するか、新しいアプリケーションを別のプロジェクトおよびクラスタに登録できます。
すべての年およびシナリオのデータをインポートするか、特定の年およびシナリオを選択できます。
デフォルトでは、プロセスによって、アプリケーション・プロファイル情報、メタデータ、およびセキュリティ情報が複製されます。タスクとデータの監査情報を、ソース・アプリケーションから宛先アプリケーションにインポートするよう選択することもできます。
アプリケーションのインポートの前提条件
アプリケーションをインポートする前に、次のステップを実行する必要があります。
ソース・データベースと宛先データベースの間にデータ通信リンクを作成する必要があります。
Oracleデータベースを使用している場合は、データベース・リンクを作成する必要があります。
SQL Serverデータベースを使用している場合は、リンク・サーバーを作成する必要があります。
HFMデータベースに、データベース・リンクまたはリンク・サーバーを作成する権限があることを確認してください。
役割を介したユーザーのプロビジョニングではなく、データベース・リンクまたはリンク・サーバーで構成されたデータベース・ユーザーに対して明示的なワンタイムDB権限を付与する必要があります。
アプリケーションをインポートするには:
インポート・プロセスを開始すると、この操作はデータ量が多い操作であるという警告が表示され、続行するかどうかを尋ねられます。
「管理タスク」ページが表示され、アプリケーションのインポート・タスクの進行状況をモニターできます。
ソース・アプリケーションが正常にインポートされると、新しく作成されたアプリケーションは指定したクラスタおよびプロジェクトに登録され、新規アプリケーションを開けるようになります。