演算子の優先度

1つの式で複数の演算が発生すると、各部分が評価され、演算子の優先度と呼ばれる所定の順序で解決されます。カッコを使用すると、優先順位をオーバーライドし、式の一部を他の部分より前に評価するように強制できます。カッコ内の演算は、常にカッコ外の演算の前に実行されます。ただし、カッコ内では、通常の演算子の優先度が維持されます。

演算子のタイプ

式に複数のカテゴリの演算子が含まれている場合は、算術演算子が最初に評価され、比較演算子が次に評価され、論理演算子が最後に評価されます。比較演算子はすべて同じ優先度です。つまり、比較演算子は左から右に発生した順に評価されます。

Table 11-24 演算子のリスト

算術 比較 論理
否定(-) 等価(=) Not
累乗(^) 不等価(<>) And
乗算と除算(*、/) 次より小さい(<) Or
整数除算(\) 次より大きい(>) Xor
モジュロ演算(Mod) 次以下(<=)  
加算と減算(+、-) 次以上(>=)  
文字列連結(&)    

式で乗算と除算の両方が発生する場合、各演算は左から右に発生した順に評価されます。同様に、式で加算と減算の両方が発生する場合、各演算は左から右に発生した順に評価されます。