RegReadメソッド

RegReadメソッドは、xmlからプロパティ詳細を読み取り、指定されたタイプに基づいてプロパティの値を戻します。

例:

dbConnectionタイプの場合、ユーザーが指定したプロパティ名に基づいて、データベース接続文字列とデータベース・プロバイダが戻されます。

構文

WshellObj.RegRead(propertyName)

引数:

propertyName – タイプがdbConnectionのユーザーが指定したxmlのプロパティ要素の名前属性と同等です。

RegReadメソッドを使用するには、次のステップに従う必要があります:

  1. プロパティ詳細を含むxmlファイルを作成します。xmlファイルのフォーマットについては、次のスクリーンショットを参照してください。


    RegReadメソッドのXMLファイル設定
  2. パラメータ名がFMRegPropertyFilePathの新しいエントリを表XFM_PARAMETERSおよびXFM_PARAMETERS_DEFAULTに挿入します。この値は、前のステップで作成したxmlファイル・パスを指している必要があります。

    次に、両方の表にそれぞれ必須パラメータを追加するためにデータベースで実行できる問合せの例を示します。

    • XFM_PARAMETERS (ParameterName,ClusterName,ServerName,ApplicationName, CategoryName,Value)に値('FMRegPropertyFilePath’, 'ALL','ALL','ALL','ALL', 'C:\sample.xml')を挿入します

    • XFM_PARAMETERS_DEFAULTS (name,Type,Hidden,Validation, Description,DefaultValue)に値('FMRegPropertyFilePath’, 1,1,'',' XML File path for FM Registry Property for DB Connection ', 'C:\sample.xml')を挿入します

  3. スクリプト・ファイルで、タイプがdbConnectionであるユーザーが作成したxmlファイルのプロパティ要素の名前属性に相当するpropertyNameRegReadメソッドに入力します。

例:

Public Const strKey  = "HFMCustomConnection1"
Set objShell = CreateObject("WScript.Shell")
strDBConnection = objShell.RegRead(strKey)

Output: - strDBConnection will contain string in the below format
Provider=providerType;DRIVER=driverDetails

Note:

アプリケーション自体を開くときにxml詳細がキャッシュされるため(後で使用される)、xmlで行われた新しい変更を反映するには、ユーザーはアプリケーションを閉じて再度開く必要があります。