Con

[Proportion]および[Elimination]の値ディメンションのメンバーにデータを入力します。この関数は、連結ルールで使用できます。

構文

Hs.Con (*"DestPOV", Factor, "Nature")

表11-12 Con関数の構文

パラメータ 説明

DestPOV

次の要素の組合せです。

  • 勘定科目
  • カスタム1、カスタム2、カスタム3、カスタム4
  • 内部取引
  • エンティティ

Factor

数値、あるいは算術演算子(+ - * /)やHS.GetCellなどの関数を使用した式。

Nature

監査目的に使用する文字列。この文字列はデータベースに保管されて、取引の会計目的に関する情報を提供します。

連結の実行後に、連結ソースと宛先取引をユーザーが表示できるようにするには、このパラメータにテキストを含める必要があります。テキストを含めないと、取引情報が保管されません。取引情報は、データ・グリッドのソースや宛先の取引オプション、またはエンティティの詳細レポートから表示できます。

また、Nautre文字列の情報を使用して、連結および消去のエントリの仕訳レポートを生成することも可能です。このデータを仕訳レポートで表示する場合、このパラメータは必須です。比率および消去のエントリの仕訳は、RTS/RTD表からレポートされます。要件によっては、RTS/RTD表エントリの量を減らすために、[Proportion] HS.Conエントリではなく、[Elimination] HS.Conエントリの仕訳データを作成する方が適切な場合もあります。

RTS/RTD表・エントリを生成するNatureパラメータを使用すると、データベースのサイズが増大し、連結のパフォーマンスに影響する可能性があります。

戻り値

なし。

Call HS.Con ("V#[Elimination]",-1*dPCon,"")
Call HS.Con ("V#[Elimination]",-1*dPCon, "Elimination")
Call HS.Con ("V#[Elimination]"PCON, "DefaultConsolidation")