カスタム・メンバーの定義

カスタム・ディメンションは勘定科目ディメンションと関連づけられており、勘定科目に関する追加の詳細を提供します。カスタム・メンバーの属性表に記載されている属性を使用して、カスタム・メンバーを定義します。

表4-4 カスタム・メンバーの属性

属性 説明

DefaultParent

カスタム・ディメンションのメンバーのデフォルトの親を指定します。

説明

カスタム・メンバーの説明を指定します。説明には、空白を含み、80文字まで入力できます。

IsCalculated

基本レベルのカスタム勘定科目を計算するかどうかを指定します。基本レベルのカスタム勘定科目を計算する場合は、値を手動入力できません。カスタム勘定科目を計算する場合はYを指定し、計算しない場合はNを指定します。

Member

カスタム・メンバーの名前を指定します。この属性は必須です。空白を含み、80文字まで入力できますが、1文字目は空白にできません。

カスタム・ディメンション・メンバーの名前を連結メソッドの名前と同じにすることはできません。

カスタム・メンバー名には、次の文字は使用しないでください:

  • アスタリスク(*)

  • アット記号(@)

  • カンマ(,)

  • 中カッコ({})

  • 二重引用符""

  • マイナス記号(-)

  • シャープ記号(#)

  • ピリオド(.)

  • プラス記号(+)

  • セミコロン(;)

  • スラッシュ(/)

SecurityClass

カスタム・ディメンション・データにアクセスできるユーザーを定義するセキュリティ・クラス名を指定します。セキュリティ・クラス名には、80文字まで入力できます。セキュリティ・アクセス権は、データにのみ適用されます。

Submission Group

送信グループを指定します。有効な値は0-99の数値です。

デフォルトは空白です。空白にすると、デフォルトの値1になります。

送信グループを0に設定すると、勘定科目が確認プロセスに含まれなくなります。

SwitchSignForFlow

次のルールを使用するFLOW勘定科目の符号変更(借方/貸方)を指定します。

  • ASSETからLIABILITYへ

  • LIABILITYからASSETへ

  • EXPENSEからREVENUEへ

  • REVENUEからEXPENSEへ

  • BALANCEからFLOWへ

  • FLOWからBALANCEへ

この勘定科目の符号が切り替えられる場合はY、切り替えられない場合はNを指定します。

SwitchTypeForFlow

次のルールを使用するFLOW勘定の勘定科目タイプの変更を指定します。

  • ASSETからEXPENSEへ

  • EXPENSEからASSETへ

  • LIABILITYからREVENUEへ

  • REVENUEからLIABILITYへ

  • BALANCEからFLOWへ

  • FLOWからBALANCEへ

この勘定科目タイプが切り替えられる場合はY、切り替えられない場合はNを指定します。

UserDefined1、UserDefined2、UserDefined3

ディメンション・メンバーのカスタム情報を保管します。最大256文字まで入力できます。関数UserDefined1、UserDefined2、UserDefined3は、この属性に保管されているテキストを取得します。