内部取引照合レポートを使用すると、内部取引を追跡して、分析や監査に役立てることができます。内部取引照合レポートは、内部取引パートナ(IsICP)属性を使用可能にして設定されたエンティティや内部取引パートナ・ディメンションの一致を示します。
内部取引パートナ(ICP)照合レポートは、連結時に消去される内部取引を表示します。内部取引は、内部取引パートナ・ディメンションで管理されます。ICPディメンションは、勘定科目として存在できるすべての内部取引残高を含んでいます。データ・グリッド、データ・ロード、仕訳またはデータ・フォームを使用して、内部取引を入力できます。Oracle Hyperion Financial Managementでは、すべての勘定科目とカスタム・ディメンションについて、内部取引の詳細を追跡して消去できます。内部取引は、2つの内部取引エンティティの共通の親が最初に見つかった時点で消去されます。内部取引は、値ディメンションの[Elimination]メンバーを使用して消去されます。
ユーザー・インタフェースを使用して、内部取引照合レポートを作成できます。
レポートの勘定科目を選択するか、調整勘定科目オプションを使用できます。調整勘定科目オプションを使用すると、調整勘定科目に基づいて勘定科目や照合勘定科目が生成されます。戻し取引、カスタム・ディメンションまたは内部取引詳細を非表示にするように選択できます。レポートを印刷するとき、レポート設定を上書きして、必要に応じたレポートをカスタマイズできます。