データ監査機能を使用して、ユーザーが実行したデータの変更を確認できます。データの変更を、日付範囲、アプリケーション・サーバー、ユーザーおよびディメンション・メンバー別にフィルタ処理できます。
データ変更を監査する勘定科目およびシナリオのEnableDataAuditメタデータ属性を使用できます。シナリオの監査設定は、勘定科目の監査設定を上書きします。シナリオのEnableDataAudit属性が「はい」に設定されていると、EnableDataAuditが「FALSE」に設定されている勘定科目に対しても、シナリオのすべての勘定科目が監査されます。シナリオのEnableDataAuditが「上書き」に設定されている場合、EnableDataAuditが「TRUE」に設定されているすべての勘定科目が監査されます。シナリオおよび勘定科目のメンバーの監査を無効にするには、EnableDataAudit属性を「いいえ」に変更します。
「アプリケーション管理者」役割が割り当てられている場合、データ監査情報を表示、エクスポートおよび削除できます。管理者ではないが、「データ監査の表示」役割がある場合、データ監査情報を表示およびエクスポートできます。
データ監査では、ユーザーが行った次の操作がログに保存されます。
データの入力
データのクリア
データのコピー
データのロード
仕訳の入力
データ監査ログには次の情報が含まれます。
ユーザー名
実行した操作
変更時間
サーバー名
視点
視点に入力された値
データ監査ログ情報はAPPNAME_DATA_AUDIT表に保管されます。表内の情報をバックアップまたは抽出できます。ログ・サイズをモニターして定期的にクリアする必要があります。
データ監査を実行するには: