データの作成とスター・スキーマへのエクスポート

スター・スキーマを作成するには、スキーマの表を識別する接頭辞とエクスポートするセルのディメンションのメンバーを指定します。データをエクスポートする前に、アプリケーション・データが連結されていることを確認します。

注意:

Oracle Hyperion Financial Managementデータベースをデータのエクスポートの宛先データベースとして使用しないでください。

ノート: Oracleデータベース・ユーザーの場合: 抽出されるテキスト・データは、NVARCHAR(Unicode)フォーマットで保管されます。SELECT文でOracleのtranslateコマンドを使用して、テキストをUnicodeからANSIフォーマットに変換します。たとえば、SELECT translate (LABEL using CHAR_CS) as LABEL FROM DEMO_ACCOUNTのように使用します。

大量のデータを抽出する場合は、抽出用に十分なディスク・スペースを確保してください。

Webのポップアップ・ブロッカの例外にFinancial Managementを追加することをお薦めします。データのロードなどのいくつかのタスクを実行すると、ステータス・ウィンドウにタスクのステータスが表示されます。コンピュータでポップアップ・ブロッカを使用可能にしている場合、このステータス・ウィンドウは表示されません。

スター・スキーマを作成し、Financial Managementデータを抽出するには:

  1. 「連結」、「抽出」、「データ」の順に選択します。
  2. 次のいずれかのタスクを行います:

    • POVディメンションをテンプレートに保存した場合、「テンプレート」から、テンプレートを選択します。

    • テンプレートを使用していない場合、エクスポートするPOVディメンション・メンバーを選択します。

  3. 「抽出先」セクションの「タイプ」オプションで「データベース」を選択します。

    注:

    管理者または拡張分析のセキュリティ役割が割当てられている場合のみ、このオプションを使用できます。

  4. 「抽出フォーマット」で、次のいずれかのオプションを選択します:

    • 標準

    • メタデータのみ - メタデータのみを抽出します。

    • 選択したメタデータのみ - 選択したディメンションのメンバーのメタデータのみを抽出します。

    • Essbase

    • データ・ウェアハウス

  5. 「オプション」から、1つ以上のオプションを選択します。

    • 動的勘定科目の抽出

    • 算出データ

    • 派生データ

  6. 「ライン・アイテムの詳細」から、オプションを選択します。

    • セルの合計要約

    • なし

  7. 「スキーマ・アクション」から、「スター・スキーマの作成」を選択します。
  8. 「宛先データベース(DSN)」から、スター・スキーマのエクスポート先のデータベースを選択します。

    注:

    宛先データベースとして、データのエクスポート元と同じFinancial Managementデータベースを使用しないでください。

  9. 「リレーショナル表の接頭辞」で、スター・スキーマの表を識別する接頭辞を入力するか、デフォルトのアプリケーション名の接頭辞を使用します。

    注:

    接頭辞には、英数字を10文字まで入力でき、英字で始まる必要があります。アンダースコアは使用できません。デフォルトの接頭辞はアプリケーション名です。

  10. 「抽出」をクリックします。