次の例では、ソース勘定科目と宛先勘定科目にそれぞれ無効な交差があります。
SourceAcct。Member002およびSourceAcct.Member003は有効で、Member001は無効です。
TargAcct。Member002およびMember003は有効で、Member001は無効です。
この例では、等号のどちら側でもカスタム1メンバーを指定せずに、Expが使用されています。
HS.Exp "A#TargAcct = A#SourceAcct"
ExpによってTargAcct勘定科目のデータが変更されることはありません。Expによって次の演算が試みられるためです。
TargAcct.Member001 = SourceAcct.Member001。SourceAcctとMember001は無効な交差です。
TargAcct.Member002 = SourceAcct.Member002。SourceAcctとMember002の交差のステータスはNoDataであるため、TargAcctとMember002の交差は変更されません。
TargAcct.Member003 = SourceAcct.Member003。TargAcctとMember003は無効な交差です。
この例では、等号の左側でMember001を指定して、Expが使用されています。
HS.Exp "A#TargAcct.C1#Member001 = A#SourceAcct"
Expは無効な交差(SourceAcctとMember001)からデータの取得を試みるので、TargAcct.Member001は変化しません。
この例では、等号の右側でMember003を指定して、Expが使用されています。
HS.Exp "A#TargAcct = A#SourceAcct.C1#Member003"
この関数は、カスタム1メンバーとTargAcct勘定科目との交差に次のデータを挿入します。
カスタム1メンバー | データ | 交差 |
---|---|---|
Member001 |
15 |
SourceAcctおよびMember003 |
Member002 |
15 |
SourceAcctおよびMember003 |
Member003 |
N/A |
該当なし。Member003はTargAcct勘定科目には無効な交差です。 |