IsChild

現在のメンバーまたは指定したメンバーが、指定した親の子であるかどうかを調べます。この関数は、次のタイプのルールで使用できます:

  • 計算

  • 換算

  • 連結

  • 配賦

    注:

    メンバーがツリー階層で別のメンバーのすぐ1つ下のレベルにある場合、そのメンバーは子です。

構文

HS.<Object>.IsChild("Parent","Element")
HS.Node.IsChild("Parent"."Entity"."S#Scenario.Y#Year.P#Period")
HS.<Object>.IsChild("Parent","")
HS.Custom(Dimension).IsChild("P3000-Phones")

注:

この関数を現在のメンバーに適用するには、空白の文字列("")を使用します。

表11-32 IsChild関数の構文

パラメータ 説明

<Object>

次のオブジェクトのキーワードのいずれか:

  • Account

  • Custom1...4

  • Custom (カスタム・ディメンション・ラベル)

  • Entity

  • Parent

Parent

親メンバーの名前(親は必須です。)

Element

次のいずれかのディメンションの有効なメンバーの名前。選択したオブジェクトによって異なります。

  • Account

  • Custom1...4

  • カスタム

  • Entity

  • Parent

Entity

エンティティ・ディメンションの有効なメンバーの名前。

Scenario

シナリオ・ディメンションの有効なメンバーの名前。

Year

有効な年

Period

有効な期間

注:

Nodeオブジェクトを使用した場合は、メンバーが、指定した親のアクティブな子かどうかが調べられます。

戻り値

要素が指定した親の子である場合にTRUEとなり、そうでない場合にFALSEとなるブール式。

ノードの場合は、要素が指定した親のアクティブな子である場合にTRUEとなり、そうでない場合にFALSEとなります。

この例では、ConnecticutがEastRegionの子であると、If...Then行とEnd If行の間にあるすべての文が実行されます。

If HS.Entity.IsChild("EastRegion","Connecticut") = TRUE Then
  ...
End If
If HS.Custom("Prod").IsChild("P3000-Phones") = TRUE Then
...
End If