LOG_BUFFERは、REDOログ・ファイルへのREDOエントリのバッファリングに使用されるメモリー量(バイト単位)を指定します。REDOログ・エントリには、データベース・ブロック・バッファに対して行われた変更の記録が含まれています。Oracle Hyperion Financial Managementは更新頻度の高いトランザクション・システムであり、データベースは常にログ・バッファを使用します。ログ・バッファのサイズを適切に設定すると、データベース・パフォーマンスを向上させることができます。一般に、LOG_BUFFERの値を大きくすると、特にトランザクションが長い場合や多数の場合に、REDOログ・ファイルのI/Oが減ります。バッファが小さすぎると、バッファがクリアされるまで待機してから新しい更新が追加されるため、データベースのパフォーマンスを向上させるには、このバッファを正しく設定することが重要です。
推奨設定: 8MBから始めます。Oracle Databaseリリース11gのメモリー設定を決定する方法を参照してください。