連結プロセスでは、ルールは定義済シーケンスで実行されます。特定の親の基本の子それぞれに対して、値ディメンション内の様々な要素の計算シーケンスが次の順序で適用されます:
メタデータでIsCalculatedとして定義された勘定科目がEntity Currencyでクリアされます。
メタデータでIsCalculatedとして定義された勘定科目がEntityCurrAdjsでクリアされます。
Sub Calculate()ルーチンがEntity Currencyで実行されます。
Sub Calculate()ルーチンがEntityCurrAdjsで実行されます。
ParentCurrencyデータがクリアされます。
EntityCurrencyおよびEntityCurrAdjsの合計値に対して、デフォルトの換算が、収益、費用、資産、負債として定義されたすべての勘定科目に適用されます。フロー属性または残高属性を持つ勘定科目の場合、デフォルトでは取引が適用されず、EntityCurrencyおよびEntityCurrAdjsの合計値は、親通貨にロール・アップされます。
Sub Translate()ルーチンが実行されます。
Sub Calculate()ルーチンがParentCurrencyで実行されます。
メタデータでIsCalculatedとして定義された勘定科目がParentCurrAdjsでクリアされます。
Sub Calculate()ルーチンがParentCurrAdjsで実行されます。
メタデータでIsCalculatedとして定義された勘定科目がParentAdjsでクリアされます
Sub Calculate()ルーチンがParentAdjsで実行されます。
ProportionおよびEliminationのデータがクリアされます。
ParentおよびParentAdjsの合計値に対して、デフォルトの連結と消去が実行されます。
Sub Calculate()ルーチンがProportionおよびEliminationで実行されます。
メタデータでIsCalculatedとして定義された勘定科目がContributionAdjsでクリアされます。
Sub Calculate()ルーチンがContributionAdjsで実行されます。
上記のステップが各基本子に対して繰り返された後、次のシーケンスが親エンティティに適用されます。
Entity Currencyデータがクリアされます。
各子のProportion、EliminationおよびContributionAdjsの合計が親エンティティのEntityCurrencyに書き込まれます。
Sub Calculate()ルーチンがEntity Currencyで実行されます。
メタデータでIsCalculatedとして定義された勘定科目がEntityCurrAdjsでクリアされます。
Sub Calculate()ルーチンがEntityCurrAdjsで実行されます。
注:
親がさらに別の親に連結される場合、このシーケンスは子の連結シーケンスのステップ5から継続されます。