SwitchType

現在のカスタム・メンバーまたは指定されたカスタム・メンバーの勘定科目タイプが切り替えられているかどうかを調べます。この関数は、次のルールを使用して、カスタム・ディメンション・メンバーの勘定科目タイプを変更します。

  • ASSETからEXPENSEへ

  • EXPENSEからASSETへ

  • LIABILITYからREVENUEへ

  • REVENUEからLIABILITYへ

  • BALANCEからFLOWへ

  • FLOWからBALANCEへ

この関数は、次のタイプのルールで使用できます:

  • 計算

  • 換算

  • 連結

  • 配賦

構文

HS.<Object>.SwitchType("Member")
HS.<Object>.SwitchType("")

注:

この関数を現在のメンバーに適用するには、空白の文字列("")を使用します。

表11-50 SwitchType関数の構文

パラメータ 説明

<Object>

次のオブジェクトのキーワードのいずれか:

  • Custom1

  • Custom2

  • Custom3

  • Custom4

  • Custom

Member

カスタム・ディメンションの有効なメンバーの名前。

戻り値

カスタム・メンバーの勘定科目タイプが切り替わる場合にTRUE、そうでない場合にFALSEとなるブール式。

この例では、現在のカスタム1メンバーの勘定科目タイプが切り替わる場合に、If...ThenとEnd Ifの文の間にあるすべての文が実行されます。

If HS.Custom1.SwitchType("") = TRUE Then
  ...
End If
If HS.Custom("Product").SwitchType("P3000-Phones") = TRUE Then
...
End If