システム・メッセージの詳細文字列

一部のプロセスは、エラーなどのシステム・メッセージに関する技術情報の文字列を戻します。この文字列には、エラーを一意に識別する参照番号が含まれていて、その後に様々な情報フィールドが続きます。次の例のように、すべてのフィールドはセミコロンで区切られ、各フィールドにはラベルがあり、ラベルの後にはコロンが付いています。

Error Reference Number: {219EB33B-BF50-11D6-A43E-0000863DCCF1}
Num: 0x800415c6; Type: 1; DTime: 1/3/12 12:20:10 PM; Svr: SERVER1; File: CHsxServerImpl.cpp; Line: 1842; Ver: 3.0.0.196;

次の表に、各システム・メッセージ・フィールドの説明を示します。

表2-1 システム・メッセージの詳細文字列のフィールド

フィールド 説明

Num

エラー番号(16進形式)

Type

システム内部でのみ使用

DTime

エラーのタイムスタンプ

Svr

エラーが発生したコンピュータのマシン名

File

エラーに対応するソース・コード・ファイルの名前

Line

エラーに対応するソース・コード・ファイル内の行番号

Ver

エラーに対応するDLLのバージョン番号