レポートの行と列の選択

レポートに表示する行と列を選択できます。これらの選択は、いつでも変更できます。

表示できる行には、Entity Currency、Entity Curr Adjs、Entity Curr Total、Parent Currency、Parent Curr Adjs、Parent Curr Total、Parent Adjs、Parent Total、Proportion、Elimination、Contribution、Contribution Adjs、Contribution Totalがあります。

列には、金額、カスタム勘定科目、ICP、借方、貸方、ID、または注記が表示されます。

適用可能なオプションを選択解除することにより、一部の取引詳細またはディメンションを非表示にできます。たとえば、レポートに仕訳の詳細のみを表示する場合は、仕訳オプションのみを選択したままで、他のすべての行表示オプションを選択解除できます。勘定科目に使用しないという理由で、カスタム列も非表示にする場合は、列表示からこれらのオプションを選択解除できます。

値列には、すべての値メンバーが含まれています。親メンバーの通貨がエンティティの通貨と同じ場合は、重複情報となるため、親通貨関連の値メンバーの表示はスキップされます。金額列には、データ・サブキューブの金額が含まれています。各取引詳細の金額は、借方列または貸方列に保管されます。どちらに保管されるかは、データ・セルの記号によって決まります。

「備考」列には、金額に関する追加情報が含まれます。値ディメンションに応じて、金額が「入力」、「計算済」、「派生」であるかどうか、または取引の監査のためにNatureパラメータを使用するかどうかなど、考えられる備考コメントを含めることができます。前のレコードに関する情報も含めることができます。エンティティ詳細取引レポートの主な目的の1つは、データベースに格納された金額を構成するすべての取引レコードを表示することです。前のライン・アイテムの詳細、仕訳および取引の備考は、データベースに格納された金額が、ライン・アイテムの詳細、仕訳の調整、連結の消去、および前の期間の派生データからのものであることを示します。

表4-4 注記列に表示される値

値ディメンション 注記

エンティティ通貨

  • 入力

  • 計算済

  • 前のライン・アイテムの詳細

  • 派生

調整

  • 計算済

  • グループのラベル

  • 前の仕訳

  • 派生

比率/消去

  • 種類

  • 前の取引

  • 派生

レポートの行と列を選択するには:

  1. データ・グリッドで、エンティティ取引の詳細を表示するセルを選択します。
  2. 右クリックして、「エンティティの詳細」を選択します。

    ブラウザで別のウィンドウが開き、レポートが表示されます。

  3. 「表示」「行」の順に選択し、表示する行を選択するか、「すべて表示」を選択します。
  4. 「表示」「列」の順に選択し、表示する列を選択するか、「すべて表示」を選択します。
  5. オプション: 列を表示または非表示にするには、「表示」「列」「列の管理」の順に選択し、矢印キーを使用して列を「非表示」または「表示可能」列リストに移動します。
  6. オプション: 列を並べ替えるには、「表示」「列の順序変更」の順に選択し、上矢印および下矢印を使用して列を並べ替えて、「OK」をクリックします。