エクイティ・ピックアップ調整の計算

エクイティ・ピックアップ(EPU)調整の計算を有効にするには、アプリケーション管理者はSUB EquityPickUpというルール・ファイル内に、EPU計算を定義するセクションを作成する必要があります。エクイティ・ピックアップ・ルールの詳細は、Oracle Hyperion Financial Management管理者ガイドを参照してください。

EPU調整を計算するには、エクイティ・ピックアップの実行オプションまたはエクイティ・ピックアップの強制オプションを使用します。1つまたは複数のエンティティ・ペアに対してEPU計算が実行されると、他のプロセスで追加の変更が行われないかぎり、ペアのEPUステータスが「OK」に変わります。

実行オプションは、EPU算出ステータスが「変更済」のペア(所有者、被所有)に対してのみEPU計算を実行します。所有者、被所有、被所有エンティティのEPU子孫の算出ステータスが変わると、EPUペアに影響します。EPU計算の後で、他のプロセスで追加の変更が行われないかぎり、EPUステータスが「OK」に変わります。

エクイティ・ピックアップの強制オプションは、ステータスに関係なく、選択したシナリオ、年、期間のすべてのペアに対してEPU計算を実行します。

EPU調整は、「エクイティ・ピックアップの管理」タスク、データ・グリッド、データ・フォームまたはプロセス・コントロールから計算できます。EPU調整を計算するには、「出資比率の管理」および「エクイティ・ピックアップの実行」というセキュリティ役割が割り当てられている必要があります。

EPUを計算するには:

  1. 「連結」「データ」「エクイティ・ピックアップ」の順に選択します。
  2. 次のメソッドのいずれかを使用します:
    • 「エクイティ・ピック・アップの管理」ページで、「EPUの実行」「EPUの強制」をクリックするか、または、「アクション」「EPUの実行」の順に選択するか、「アクション」「EPUの強制」の順に選択します。

    • データ・グリッド、データ・フォームまたはプロセス・コントロールで、右クリックし、「EPUの実行」または「EPUの強制」を選択します。

  3. 「リフレッシュ」をクリックします。