例2: 換算を行う直接出資比率

持株会社と関連子会社で使用する通貨が違う場合は、関連子会社の資本を持株会社の通貨に換算する必要があります。

たとえば、持株会社の通貨がユーロで、関連子会社の通貨がドルとすると、次の条件が適用されます:

  • H (EUR)はA (USD)の80%を所有

  • 取得原価でのAへの投資: 100 (USD 1 = EUR 1)

  • Aの実際の資本: USD $1000 (EUR 1,200: USD 1 = EUR 1.2)

  • Aに対する投資に関するHの調整額 =

    (80% * 1,200) = 960 – 100 = 860ユーロ


この図には、換算を行う直接出資比率の例が示されています。