仕訳の詳細には、特定の仕訳でアクセスするデータを指定するために定義する、ディメンション・メンバーのセットが含まれています。各仕訳には、仕訳の詳細とともに選択したディメンション情報が保存されます。ディメンション情報は、次に仕訳を開いたときに自動的に表示されます。
視点には、シナリオ、年、期間および値の各ディメンションのメンバーが表示されます。仕訳の行を右クリックすれば、仕訳の詳細の視点を設定できます。各ディメンションのメンバーは、表示される視点から選択できます。親の調整の仕訳を作成するには、値ディメンションのParent Adjsメンバーを選択します。値ディメンションが、Parent Currency Adj、Parent AdjまたはContribution Adjの場合、仕訳の詳細の各行でParentメンバーを指定する必要があります。また、エンティティ、勘定科目、内部取引パートナおよびカスタム・ディメンションを指定する必要があります。
エンティティは、仕訳で選択した値ディメンションに基づいて表示されます。選択した値ディメンションがEntity Currency AdjsまたはParent Currency Adjsの場合、Allow Adjustmentsアプリケーション属性が使用可能になっているエンティティのリストが表示されます。また、選択した値ディメンションがContribution AdjsまたはParent Adjsの場合、Allow Adjustments from Childrenアプリケーション属性が使用可能になっているエンティティのリストが表示されます。
表11-2 値ディメンションのデフォルト・メンバー・リスト
値ディメンション | デフォルト・メンバー・リスト |
---|---|
<Ent Curr Adjs> | [Adjs Ent] |
<Parent Curr Adjs> | [Par Adjs Ent] |
[Parent Adjs] | [Par Adjs Ent] |
[Contrib Adjs] | [Par Adjs Ent] |
STテンプレート | [Adjs Ent] |
RecテンプレートEC | [Adjs Ent] |
RecテンプレートPC | [Par Adjs Ent] |
RecテンプレートPA | [Par Adjs Ent] |
RecテンプレートCA | [Par Adjs Ent] |
仕訳ステータスが「作業中」、「送信済」または「却下済」の場合、仕訳の詳細を選択できます。仕訳ステータスが「承認済」または「転記済」の場合は、仕訳の詳細を変更することはできません。
仕訳のディメンションを選択するには: