出資比率の管理

組織のエンティティが互いに所有する株式を記録して、組織の出資比率と支配を管理できます。組織については、通常の株式と議決権株式という2つのタイプの株式を記録できます。出資比率の計算では通常の株式が使用され、支配の計算では議決権株式が使用されます。

「出資比率の管理」グリッドには、階層に基づいてエンティティのリストが表示されます。出資比率(POWNシステム勘定科目)および連結比率(PCONシステム勘定科目)など、エンティティの部分的な出資比率にシステム勘定科目を割り当てることで、子エンティティにおける親エンティティの出資比率を定義できます。共有値を入力し、エンティティの連結メソッドを指定できます。出資比率情報の入力を参照してください。

出資比率は、共有出資比率に基づいて計算できます。出資比率の計算を参照してください。

持株会社を親エンティティに割り当てると、まず、出資比率と支配比率の計算に共有値が使用されます。その後で、それらの比率を使用して、その親に属するエンティティの連結比率と連結メソッドが提案されます。

次の図は、出資比率のグリッドの例です。行には、視点で親エンティティとして使用しているエンティティに基づいた子エンティティのリストが表示されています。列には、値を入力できるシステム勘定科目が表示されています。

図7-1 「出資比率の管理」グリッドの例


この図に、「出資比率の管理」ページが示されています。