視点(POV)は、ユーザーが定義するディメンション・メンバーのセットで、アプリケーションにアクセスしたデータを判別します。「視点」バーからディメンション・メンバーを選択して、データ・グリッド、データ・フォーム、仕訳、プロセス・コントロール・タスクおよび出資比率の管理タスクの行と列にデータを表示します。
Oracle Hyperion Financial Managementでは、視点の初期設定が提供されています。ディメンションの選択を変更すると、視点がその変更内容で更新されます。各ディメンションのPOVで選択された最新のメンバーはユーザーにより保存され、そのユーザーのデフォルト値として使用されます。これはユーザー視点と呼ばれ、アプリケーションのセッション全体で使用できます。アプリケーションを終了すると、視点は保存され、次にアプリケーションを開いたときに使用できます。
「POV」バーで、ディメンションを表示するためのオプションを設定します。ディメンションのロング名(シナリオや年など)またはディメンションのショート名(シナリオにはS、年にはYなど)を表示することができ、ディメンション名を表示しないよう選択することもできます。ラベル、説明およびアイコンを表示し、POVを折り返すことができます。
あるモジュールで「POV」バーのこれらのオプションを選択すると、それらは他のモジュールに保存および適用されます。たとえば、データ・グリッドでディメンションのロング名を表示するよう選択した場合、仕訳を開いたとき、POVはディメンションのロング名を表示します。アプリケーションを閉じて再度開いた場合、設定は維持されます。
ディメンションの表示、非表示または並替えができます。「非表示ディメンションの表示」、「ディメンションの表示/非表示」、「POV詳細」および「ディメンションの並べ替え」設定は、他のモジュールに自動的に適用されません。
POVバーのオプションを設定するには: