タスクフローへのアクセスの制御

Oracle Hyperion Shared Services Consoleを使用した役割ベースの権限に加えて、アクセス制御リスト(ACL)を使用し、より粒度の細かいタスクフロー・レベルでアクセス権限を管理できます。タスクフローに権限を割り当てる前に、まずShared Services Consoleを使用して適切な役割を作成する必要があります。たとえば、"Manage Financials TF"のようなわかりやすい名前でOracle Hyperion Financial Managementの役割(すべてのFinancialsタスクフローを管理できる役割)を作成し、「タスクフローの管理」に基づく役割を選択します。役割がShared Services Consoleを使用して作成された後、個々のタスクフローにアクセス権限を割り当てることができます。

Oracle Hyperion Shared Servicesは、各タスクフローについて次のタイプの権限を提供します:

  • 管理

  • 実行

各タスクフローに権限を割り当てるには:

  1. 「ナビゲート」「管理者」「連結管理」の順に選択します。
  2. 「管理」「タスクフロー」「管理」の順に選択するか、または左側のナビゲーション・ペインから「タスクフロー」を展開し、「管理」を選択します。
  3. タスクフローのリストからタスクフローを選択し、「アクセス・コントロール」をクリックします。
  4. 管理権限役割および実行権限役割に対して適切な基本役割を選択します。

    たとえば、権限役割の管理には"Manage Financials TF"の役割を選択し、権限役割の実行には"Execute Financials TF"の役割を選択します。

  5. 「保存」をクリックします。