レポートのデータベース接続をOracle EssbaseからOracle Hyperion Planningへ、またはその逆に変更する場合は、データ・ソース参照のみが変更されるので、いくつかの制約があります。
EssbaseからPlanningへの変更
レポートとブックで定義されているディメンションと関数が変更先のデータ・ソースに存在する必要があります。次の制限事項が適用されます。
属性ディメンションはEssbaseに対してのみサポートされます。
Hsp_Rates
はディメンションとして使用可能ではありません。
リンク・レポート・オブジェクト(LRO)がサポートされていないため、セル・テキスト機能は使用できません。
レベル0を使用したメンバー選択のみがサポートされます。
レポートを開く前に、ディメンションが存在することを検証します。
グリッドに定義されているディメンションをプランニング詳細のデータ・ソースで使用可能でない場合は、変更が行われません。無効な関数が使用されている場合はエラーが戻されます。レポート設計者は、無効な関数またはディメンションを除去する必要があります。
PlanningからEssbaseへの変更
Planningレポートで定義できる次の機能は、Essbaseレポートでは無関係です。
Planningの注釈
サポート詳細
順序
サポート詳細がレポートに定義されている場合、その説明は無視されます。Planningの注釈または順序が使用されている場合、エラーが戻されます。レポートを実行するには、レポート設計者がPlanningの注釈と順序の機能を除去する必要があります。