A プロパティ情報

JConsoleは、Oracle Hyperion Financial Reportingおよびそれとともに実行されるアプリケーションの様々なプロパティを複数のサーバーにわたって定義および管理するために使用されるJava Monitoring and Management Consoleです。JConsoleの実行可能ファイル(Jconsole.exe)は、Java Development Kit (JDK)のbinディレクトリ(<install dir>/jdk)にあります。MBeanタブの「属性」を選択すると、プロパティおよび値を表示、設定できます。

FRConfig.cmd (Microsoft Windows以外のプラットフォームの場合はFRConfig.sh)を使用して、Oracle Home\product\financialreporting\binディレクトリの下のFinancial Reportingの構成プロパティを実行できます。コマンドをダブルクリックしてJConsoleを起動して接続し、Financial ReportingのMBean値を変更します。

次に注意してください:

  • コマンド・ファイルはWebアプリケーション・サーバー上でのみ使用可能です。
  • Webアプリケーションが実行中である必要はありません。
  • 変更を加えたら、すべてのサービスを再起動します。
  • 印刷サーバーおよびスケジューラ・サーバーの変更後に、すべてのサービスを再起動する必要はありません。

表A-1 プロパティ

名前 デフォルト値 説明
AllowCellTextAsAnnotations false Oracle Hyperion Financial ManagementおよびOracle Hyperion Planningのセル・テキストを、レポートに注釈として表示します。
AllowDocumentAttachmentAsAnnotations false Oracle EssbaseのLRO、Financial Managementのセル・ドキュメント、およびPlanningのドキュメントの添付を、レポートに注釈として表示します。
AllowPlanningUnitAnnotationsAsAnnotations false Planningのプランニング・ユニットの注釈(PUA)を、レポートに注釈として表示します。
AttachedFileMaxSize    
BaseConfigServlet /browse/configURL メイン構成のサーブレット・パスの場所
BaseFRWebApp   基本Financial Reporting Webアプリケーションをレポートに表示します。
BaseWebApp   EPM Workspace WebアプリケーションへのURLリンク
BaseWebContext Workspace EPM Workspace Webアプリケーションのコンテキスト
BatchBurstingThreads 10 バッチがバーストするとスケジュール済ジョブが生成される並列スレッドの数
BookTOCPrintTemplate BookTOCPrintTemplate=${oracle.instance}/bin/toc-template.rtf BI PublisherのFOプロセッサを使用する印刷エンジンでブックの目次を生成する際に使用されるRTFテンプレート・ファイルの場所。
CacheADMConnectionBasedOnSession true 各ユーザー・セッションの接続プール内のADM接続(Essbase、PlanningおよびFinancial Managementへの接続用)をキャッシュします。
CachePDFForSnapshots false スケジューラによって作成されるスナップショットとスナップショット・ブックがPDFを生成してEPM Workspaceにキャッシュするかどうか。これにより、WebビューアのスナップショットのPDF取得時間が向上します。

ノート:

  • これにはOracle Hyperion Enterprise Performance Management Workspaceで追加の領域が必要です
  • この設定にかかわらず、PDFフォーマットでのスナップショットまたはスナップショット・ブックの最初の要求の後に、PDFはEPM Workspaceにキャッシュされます。
Categories   注釈カテゴリ
ChangeExtensions  

スケジュール済ジョブの実行結果として送信される電子メールに添付されるファイルの拡張子を変更します。これは、一部の企業では、電子メールの添付として拡張子を許可しないためです。拡張子は、指定した値に変更されます。

各プロパティはカンマで区切り、Prop1=value1, prop2=value2と指定します

ChartPlottingIgnores   チャートで#MISSING、#ERRORおよび#ZEROの値を処理する方法。可能性のある値(error、missingおよびzero)が任意の順序に並べられたカンマ区切りのリストであることが必要です。値は大文字と小文字が区別されません。空白のままにすると、すべての値はゼロとして処理されます。
ClassicPrintServerPrinterMask HRPrinter# プリンタ名のマスク(#は印刷サーバーによって動的に置換されます)。インストール時にプリンタHRPrinter1-5がデフォルトで作成されます。別の名前でプリンタを作成するには、HRCreatePrinters.iniを編集し、financialreporting\binHRCreatePrinters.exeを実行します。
ClassicPrintServerPrinterPool 5 PDF出力に使用できるプリンタの数。デフォルトでは、インストール時に5つのプリンタが作成されます。追加のプリンタを作成するには、HRCreatePrinters.iniを編集し、financialreporting\binのHRCreatePrinters.exeを実行します。
CleanUpThreadDelay 300000 MinimumConnectionInactiveTimeクリーンアップ・スレッドが実行される頻度(ミリ秒単位)。このデフォルトでは、非アクティブな接続を300000ミリ秒(5分)ごとにチェックします。
ClientSystemProperties  

構文は、FolderLabel1=FolderPath1,FolderLabel2=FolderPath2のようになります。

各プロパティはカンマで区切り、Prop1=value1, prop2=value2と指定します

com.hyperion.pbm.general.ColorTheme null 製品全体の色のテーマ
com.hyperion.reporting.HRPrefs.Units inches ルーラーの値(インチまたはセンチメートル)
com.hyperion.reporting.HPrefs.colorcontrast false アクセシビリティのための高コントラスト・カラー・モード。スクリーン・リーダーがサポートされている同じプラットフォームでのみサポートされています。
com.hyperion.reporting.HPrefs.country US サポートされている国のISO国コード
com.hyperion.reporting.HRPrefs.dateformat null 製品全体の日付フォーマット
com.hyperion.reporting.HRPrefs.decimalsymbol , 小数点記号の値。値はカンマ(,)またはアンダースコア(_)です。
com.hyperion.reporting.HRPrefs.digitgroup , 桁区切りの値。値はカンマ(,)またはアンダースコア(_)です。
com.hyperion.reporting.HRPrefs.footnote_param 「タイトル」、「詳細」、「カテゴリ」、「作成者」、「日付」、「説明」、「添付」および「返答: すべて」 注釈での、タイトル、カテゴリ、作成者、説明、添付などのデフォルトの印刷オプション。
com.hyperion.reporting.HRPrefs.filter_by_security false Oracle Hyperion Planningセキュリティに基づいて、メンバー選択をフィルタ処理します
com.hyperion.reporting.HRPrefs.glcolor #000000

グリッド線の色

値を#RRGGBBのフォーマットで入力します。RRは赤を表す16進値、GGは緑を表す16進値、BBはHTMLで指定された青です。

com.hyperion.reporting.HRPrefs.glsnap true グリッド線へのスナップを有効にするかどうか
com.hyperion.reporting.HRPrefs.glspacing null Oracle Hyperion Financial ReportingのStudioでの、バックグラウンドのガイドライン間の間隔
com.hyperion.reporting.HRPrefs.glstyle dot グリッド線のスタイル。値はlineまたはdotのいずれかです。
com.hyperion.reporting.HRPrefs.HelpUserTrainingUri   読取り専用。EPM Workspaceでの管理設定で、UPK (User Productivity Kit)を使用できます。
com.hyperion.reporting.HRPrefs.language EN ユーザーの言語。サポートされている言語の任意のISO言語コードを指定できます。
com.hyperion.reporting.HRPrefs.locationuserpov above ユーザーPOVバーの場所。値は"above"または"viewpane"のいずれかです。
com.hyperion.reporting.HRPrefs.merge_equal_prompts true

Webユーザー・プリファレンスの「同じタイプのプロンプトをマージする」設定を明示的に設定していないユーザーのデフォルトの動作。

"true"は、同じタイプのプロンプトがマージされることを意味し、"false"は、同じタイプのプロンプトがマージされないことを意味します。

com.hyperion.reporting.HRPrefs.previewuserpov false 「ユーザーのPOVのプレビュー」ダイアログ・ボックスを表示するかどうか
com.hyperion.reporting.HRPrefs.viewtype HTML 表示タイプ("html"または"pdf")
DbConnRetryInterval   注釈で、データベース・ラックがあり、フェイルオーバーが発生した場合の、データベースへの正常な試行を待機する時間(ミリ秒単位)です。
DbMaxConnectAttempts   注釈で、データベース・ラックがあり、フェイルオーバーが発生した場合の、接続の再試行を行う回数です。
DiscManMappingToolWSDL   読取り専用。Disclosure ManagementのWSDLパスを識別します
DiscManSessionWSDL   読取り専用。Disclosure ManagementのWSDLパスを識別します
DisplayDatasourceInFlatList false レポートまたはブックで使用されているすべてのデータ・ソースを、「ユーザーのPOVのプレビュー」ダイアログ・ボックスのフラット・リストに表示します。
DisplayFilterBySecurity true WebでのFilterBySecurity設定を変更します。"false"に設定した場合、ユーザーはFilterBySecurityオプションを変更できず、アクセス権がないメンバーを表示できません。"true"に設定した場合、Web上でFilterBySecurity設定を変更でき、アクセス権がないメンバーを表示できます。
EnableSMTPServerAuthentication false SMTPサーバーを使用して、スケジューラからの電子メールの送信を認証します。
EntityCurrency USD=$,Euro=€

Financial Managementエンティティの通貨。レポート上でHFMCurrencyテキスト関数によって表示されるエンティティ通貨コードのかわりに使用する値を指定できます。たとえば、HFMCurrency関数によってUSDが戻される場合、記号$を表示するように指定できます。

ノート:

  • 非ASCII文字は、unicodeでエンコードされた文字列(\u20ac)として指定する必要があります。
  • 各プロパティはカンマで区切り、Prop1=value1, prop2=value2と指定します
EssbaseJAPIServer Localhost 3層APSモードを使用してOracle Essbaseにアクセスする場合のAPSサーバー・マシン名。
EssbaseUseMDX true Analytic Services (Essbase AnalyticまたはEnterprise Analytic、あるいはその両方)にアクセスするための問合せ言語としてMDXを指定します。
ExportExcelUseRawNumbers false スケールせずにMicrosoft Excelにエクスポートします
ExportFolders  

HTMLとしてブックをエクスポートおよびデプロイする際のフォルダの場所。

構文は、 FolderLabel1=FolderPath1,FolderLabel2=FolderPath2です

例:

export1=e:\\exportfolder1,export2=e:\\exportfolder2

FollowedUrlPrefixList   セミコロンで区切られたURLのリスト。このURLからHTMLコンテンツがフェッチされ、予算台帳に含められます(参照されている場合)。
GsmServers   注釈の基礎サーバー
HRWebHtmlLocation   Financial Reporting Webアプリケーションが一時的な対話型のWebファイルを保管する場所。Oracle Enterprise Performance Management Systemのデフォルトの場所は、${EPM_ORACLE_INSTANCE}/products/financialreporting/temp/","java.lang.String"です
HRWebKeepAliveInterval 1 Webアプリケーション・サーバーがブラウザ・クライアントに返答を送信する頻度(分単位)。これは、タイムアウトを強制するプロキシ・サーバーをHTTPトラフィックが通過する場合に便利です。
HRWebStaticHTMLLocation   Financial Reporting Webアプリケーションが静的HTMLファイルを一時的に保管する場所。EPM Systemのデフォルトの場所は、${EPM_ORACLE_INSTANCE}/products/financialreporting/temp/","java.lang.Stringです
HTTPProxyHost   Financial Reportingブックに必要なHTTP接続のためのプロキシ・サーバー・ホスト名
HTTPProxyPort   Financial Reportingブックに必要なHTTP接続のためのプロキシ・サーバーのポート番号
HasEntityCurrencyMappings false Oracle Hyperion Financial Managementエンティティの通貨。エンティティの通貨のマッピングを定義する場合、trueに設定します。
HssLocation  

読取り専用。Oracle Enterprise Performance Management Systemのみ:

アプリケーション管理サーバーの場所

HtmlFormat 0 スケジューラによって生成されるHTMLフォーマット:
  • 0 - サブディレクトリにイメージがある、一般的なHTML
  • 2 - イメージが埋め込まれたChromeまたはFirefox互換の単一ファイル
InstalledDir ${home.reports.lib} Financial Reportingスケジューラ・サーバーがscheduler.xmlでその状態を保持する場所
IsDoubleRoundingRequiredForZeroDecimalPlaces false

数値フォーマットの小数点以下の桁数を0に設定してデータ値を倍精度に丸めます。

trueに設定した場合、Financial Reportingによって小数点以下の桁数を0として値が倍精度に丸められます。たとえば、0.49999999は1として表示されます。

falseに設定した場合、Financial Reportingによって小数点以下の桁数を0として値が単精度に丸められます。たとえば、0.49999999は0として表示されます。

MaxEmailAttachmentSize 0

電子メールの最大添付サイズ。0以下の値は、添付のサイズに制限がないことを意味します。値をキロバイト単位で指定します。

次の例では、最大添付サイズを128KBに設定しています:

AttachmentSize = 128

MaxExpandAllCount   「すべて展開」をクリックした際に、「メンバー選択」に表示する最大アイテム数です
MaxImportFileSize 0

Financial Reportingにインポートされるファイルの最大ファイル・サイズ。デフォルトでは、インポート・ファイル・サイズに制限はありません。

たとえば、MaxImportFileSizeを1000に指定した場合、インポート・ファイル・サイズは1MBまでに制限されます。つまり、.ZIPファイルを含む、1 MBを超えるファイルのインポートは失敗します。この制限は.zipファイル内のファイルにも適用されます。.zipファイルのサイズが1MB未満でも、.zip内の圧縮済ファイルの実際のサイズが1MBを超えている場合、インポートは失敗します。

MaxPortUsage 0 Windowsシステムで使用されるポート数の上限。この上限を超えると、レポートの問合せが、その一部が解放されるまでキューに入れられます。値"0"は、制限がないことを意味します。
MaxSearchResult 50 メンバー選択の検索問合せの結果として戻される最大メンバー数。
MaximumCalculationIterations 5

レポート・サーバーの計算設定。すべてのグリッドとセルの計算の最大反復回数を指定します。

グリッドの計算プロセスでは、参照の優先順位により、セルを複数回評価する場合があります。これはほとんどの場合、他のグリッドへの参照があるグリッドで発生します。循環参照がなく、計算セルでErrorが戻された場合、反復回数を増やすと問題が解決する場合があります。

ノート: 数値を大きくすると、グリッドの実行パフォーマンスが低下することがあります。

MemberSelectionDoInitialSearch false trueに設定した場合、メンバー・セレクタにより、以前に選択されたメンバーが検索され、そのメンバーが位置する場所にツリーが展開されます。
MemberSelectionRowsPerPage 20

メンバー選択の検索問合せの結果として戻される、1ページ当たりの行数。

MBeansでこのプロパティに使用することが推奨されるのは、5、10、20、50、100、250および500の標準値のみです。

MinimumConnectionInactiveTime 300000

接続マネージャの設定。接続マネージャは、レポート・サーバー、WebアプリケーションおよびFinancial Reporting Studioのサブコンポーネントです。

非アクティブなデータ・ソース接続が閉じるまでの最小時間(ミリ秒単位)。デフォルトでは、300000ミリ秒間(5分間)非アクティブであった接続が切断されます。

MissingValuesAreZeroInFormulasInHFM true レポート・サーバーの計算の設定。Financial Managementデータ・ソースで、式の計算で欠落値をゼロとして処理するかどうか。
  • Falseは、式の計算内で欠落値はゼロと同じではないことを意味します
  • Trueは、式の計算内で欠落値はゼロとして処理されることを意味します

ノート: このプロパティは、Oracle Hyperion Financial Managementデータ・ソースでのみ有効です。

NumberDecimalPlacesForZero 2 ゼロ(0)とみなされるために必要な小数点以下桁数
NumberDecimalPlacesForZeroInSuppression 5

条件付き抑制および条件付きフォーマットにおける数値がゼロかどうかを特定するとき、小数点以下何桁が評価されるか。

「0」の値に対して条件付き抑制または条件付きフォーマットを設定するとき、その値が絶対値ゼロ(0)と比較されます。

たとえば、デフォルトのプロパティの5を使用すると、0.00001の値はゼロとみなされます。

OBIEEServer   ブックの統合用にOBIEEサーバーを追加するときに使用される場所。
PassCSSTokenToHssEssDriver    
PDFRootDir ${EPM_ORACLE_INSTANCE}/products/financialreporting/temp/PDFOutput/ Financial Reporting印刷サーバーによって一時的にPDFファイルが保管される場所
PUASeparator   プランニング・ユニットの注釈を区切ります。PUASeparatorを指定しない場合のデフォルトは全角ダッシュです。
PassCSSTokenToHssEssDriver true

基礎となるデータ・ソースにCSSトークンを渡すかどうか。

現在の設定に問題を起こす特定の理由がないかぎりは、この設定を変更しないでください。プロパティ・ファイルのエントリがない場合、トークンはユーザー検証のためにデータ・ソースに渡されます。

PrintServerResultCacheTime 6000000 完了したレポート、スナップショット、ブック、スナップショット・ブックを削除するまで印刷サーバー内で保持する時間(ミリ秒単位)
PrintServerResultsCleanUpThreadDelay 36000000 PrintServerResultCacheTimeクリーンアップ・スレッドが実行される頻度(ミリ秒単位)。この値を低く設定しすぎると、実行要求が終了となり削除される場合があります。
PrintServers   レポート・サーバーで使用できる印刷サーバー(フォーマットは、サーバー:ポート)のカンマで区切られたリスト。例: printserver1:10999,printserver2:10999
PrintingMaxThreads 10

一時点でPDFファイルの印刷/生成用に作成される最大スレッド数。

デフォルトは、ホスト・マシンのCPUの数に基づきます。CPUごとに5スレッドが許可されています。たとえば、2つのCPUを搭載したシステムのデフォルトは10スレッドです。

0を指定した場合、作成されるスレッドの数は制限されません

RemoteAdmServer null データ・ソースのアクセス元であるリモート・サーバーを識別します。
RMIClientSocketFactory   RMIに使用されるクライアント側ソケット・ファクトリの実装をオーバーライドします。デフォルトでは、カスタム・クライアント・ソケット・ファクトリはRMIに使用されます。
RMIPortRangeLower   Financial ReportingがRMI通信のために使用する開始ポート番号。ファイアウォールを使用する場合に、これを設定する必要があります。
RMIPortRangeUpper  

Financial ReportingがRMI通信のために使用する上位のポート番号。

ファイアウォールで構成されている場合、RMIで使用されるポートの数を制限するためのRMIPortRangeLowerおよびRMIPortRangeUpperの値を指定できます。

RMIServerSocketFactory JDKに同梱されているデフォルトのファクトリの実装 RMIに使用されるサーバー側ソケット・ファクトリの実装をオーバーライドします。
RegisteredRelatedContentURLs null

デフォルトの関連コンテンツ・プロバイダ

値のフォーマットは次のとおりです:

Product/server name/url

ここで、Productは製品名、server nameはサーバーの場所、url はプロバイダのURLです。

RelatedContentAliases 空の文字列 製品で使用される関連コンテンツ・サーバーおよびポートの別名は、移行する場合に役立ちます。
RelatedContentURLs 空の文字列 関連コンテンツを指定するためのURL。
RelativeRelatedContentServers 空の文字列 相対的な方法で、関連コンテンツ・サーバーを指定します。これは、SSLオフロードを実行する場合に役立ちます。
ReportServerMaxThreads 5 レポートの実行用に作成される最大スレッド数。デフォルトは、ホスト・マシンのCPUの数に基づき、1CPU当たり5スレッドです。
  • 1CPU = 5スレッド
  • 2CPU = 10スレッド
  • 3CPU = 15スレッド
  • 4以上のCPU = 20スレッド
  • 0 = 無制限の数のスレッド
ReportServerReportCacheTime 72000000ミリ秒(20時間)

完了したレポート、スナップショット、ブック、スナップショット・ブックを削除するまでレポート・サーバー内で保持する時間(ミリ秒単位)。

さらに、未収集または孤立した結果が削除されるまでの期間。レポートを要求した後、レポートの実行が終了する前にWebブラウザを閉じた場合、結果は孤立する場合があります

ReportServerReportCleanUpThreadDelay 36000000ミリ秒(10時間) ReportServerReportCacheTimeクリーンアップ・スレッドが実行される頻度(ミリ秒単位)。この値を低く設定しすぎると、実行要求が終了となり削除される場合があります。
ReportServerWaitCount   スケジューラでの、レポート・サーバーへの接続試行数
ReportServerWaitDelay   スケジューラがレポート・サーバーへの再接続を試行する前に待機する秒数
RowsPerPage   表示する1ページ当たりの行数(注釈マネージャのプリファレンス)
SMTPMailServer   読取り専用。スケジューラからの電子メールの送信時に使用されるSMTPメール・サーバー。
SMTPPort   スケジューラからの電子メールの送信時に使用されるSMTPサーバー・ポート
SMTPServerPassword   SMTPサーバーにアクセスするためのパスワード(パスワードで保護されている場合)
SMPTServerUserID   SMTPサーバーにアクセスするためのユーザーID (保護されている場合)
SSASImpersonate false

SSASデータ・ソースにアクセスするWindowsユーザーの偽装を許可します。

trueの場合、現在ログインしているWindowsユーザーとしてSSASデータ・ソースに接続できます。falseの場合、渡された資格証明が使用されます。

ノート: Financial Reportingでは、SSASデータ・ソースは使用しません。

ScheduledBatchCacheTime 0

Financial Reportingスケジューラ・サーバーの構成の設定。

完了したバッチ結果を保持する時間をミリ秒単位で指定します。たとえば、5日間経過したバッチ結果を削除するには、432000000ミリ秒を指定します。

このクリーンアップ・オプションを有効にするには、ScheduledBatchCleanUpThreadDelayプロパティに、0より大きい値を設定する必要があります。保留中のバッチは削除されません。デフォルト値の0は、バッチ結果は削除されないことを意味します。

ScheduledBatchCleanUpThreadDelay 0

削除するバッチ結果をスケジューラがチェックする頻度(ミリ秒)。

たとえば、24時間ごとにチェックする場合は、86400000ミリ秒を指定します。デフォルト値の0は、スケジューラはバッチ結果を削除しないことを意味します。

SchedulerServer   構成済のスケジューラ・サーバー名
SchedulerTemplateLocation ${EPM_ORACLE_INSTANCE}/products/financialreporting/data/SchedulerTemplate Financial Reportingスケジューラ・サーバーによってテンプレート・ファイルが取得される場所
SchedulerOutputLocation SchedulerOutputLocation,PropType.NORMAL,"${EPM_ORACLE_INSTANCE}/FinancialReporting/data/SchedulerOutput/","java.lang.String" バッチ実行用の結果ファイルのコンテキストを保管する場所
SortUsesJavaCollator true ソートにデフォルトのJavaのCollatorを使用するかどうか
StellentServer  

Oracle Universal Content Managementのサーバー名。

これは、Oracle Universal Content Managementのコンテンツが外部コンテンツとしてFinancial Reportingブックに追加される場合に役立ちます。

StudioInstallerLocation  

読取り専用。Studioインストーラの場所。

HRStudioRetrieve.jspが呼び出される際、これはStudio MSI (Windowsインストーラ)が提供される場所になります。

SystemMode   読取り専用。FusionアプリケーションかFusion以外のアプリケーションかを示します。
TextPrintTemplate C:/Oracle/products/financialreporting/install/scripts/../../bin/FR_TextTemplate.doc テキスト・ファイル印刷のテンプレートとして使用するMicrosoft Wordドキュメントへの完全なパス。レポート内のセル・ドキュメントおよびブック内の外部コンテンツによって使用されます。
UrlLaunchMode post,yahoo.com|google.com

例外を判別するために使用される正規表現です

値には2つのコンポーネントが含まれています。最初のコンポーネントは、URLの起動に使用されるタイプです。2番目のコンポーネントは、URLを起動する方法に対する例外を識別するための正規表現です。

さらに、関連コンテンツ・リンクおよび例外に対するHTTP要求のタイプです。最初の値はデフォルトで、「post」または「get」を指定する必要があります。2番目の値はその要求タイプを使用しない例外です。

ノート: GoogleまたはYahooの場合を除き、デフォルトは「post」です。

UseEssbaseEDS true

ネイティブADMドライバではなくAnalytic Provider Services (APS)ドライバを使用するかどうか。

APSリモート・モードを使用している場合、EssbaseEDSSErverプロパティのコメントを解除し、使用しているAPSサーバー名をその値として指定してください。

UseEssbaseEDS=false

EssbaseEDSServer=

EssbaseEDSDriver=HssEdsDriver

Word2007ExportIgnorePageBreak true Wordにエクスポートするときに改ページを無視するかどうか。
  • trueの場合、Financial Reportingは手動改ページを無視し、Oracle Business Intelligence Publisherが改ページを自動的に生成します。
  • falseの場合、Financial Reportingがページ番号を付け、BI Publisherが改ページ情報を含む.docxファイルを生成します。
ZipEmbedded true スケジュール済ジョブの出力タイプとして「HTMLにエクスポート」が選択されている場合に、ファイルを圧縮します。