グリッドの操作をしているときに、データ問合せの最適化オプションを設定して、データ問合せの効率を最適化できます。
データ問合せはマルチディメンショナル・データベース接続から値を抽出するので、最適化設定を使用すると、データ問合せプロセスの処理速度を向上するのに役立ちます。
データ問合せはマルチディメンショナル・データベース接続から1つ以上の値を抽出するので、データ問合せ最適化設定を使用すると、このプロセスの処理速度を向上するのに役立ちます。
たとえば、サーバーで非表示オプションを指定し、SPARSEコマンドを含めるかどうかを指定できます。このコマンドは、ディメンション・メンバーのすべての組合せにデータが存在する可能性が低い場合に使用します。データの交差が空である場合、ディメンションは疎です。
注:
最適化オプションを適用する際は、MDX(マルチ・ディメンション式)を使用してグリッド・ベースまたはレポート・スクリプトのOracle Essbaseデータ・ソースを問合せできます。
データ問合せの最適化オプションを設定するには:
レポート・スクリプトを使用してEssbaseデータベースを問い合せるには、「Essbase問合せでMDXを使用」をクリアします。
これにより、グリッドの「ドリルスルーの表示」設定が無効になります。Essbaseのドリルスルーを使用するには、レポートでMDX問合せを使用する必要があります。
Essbaseデータベースを問い合せるMDXを使用するには、「Essbase問合せでMDXを使用」を選択し、問合せの実行方法を選択します。
「WITH MEMBERを使用して問合せを組み合せる」(デフォルト)。この方法では、MDX WITH MEMBER
構文を使用してMDX問合せを単一の問合せに結合します。問合せの数を最小限にすると、パフォーマンスが向上します。
「別々の問合せを使用」。この方法では、メンバー選択関数("Descendants of"や"Children of"など)を備えた各行に対して別々のMDX問合せが発行されます。
SPARSEコマンドのオプションは、Essbaseをデータベース接続のデータ・ソースとして使用している場合のみ表示されます。